楽天Edyは11月6日、小売店や飲食店などへ電子マネー「楽天Edy」および交通系・流通系電子マネーが使える「マルチ電子マネー決済端末」の導入を開始したと発表した。
従来までは、クレジットカード会社を中心にマルチ決済端末の導入展開が行われ、加盟店が電子マネー決済端末を導入する場合は、電子マネー事業者ごとに契約や資金の処理を行う必要があった。
楽天Edyによる今回のマルチ電子マネー決済の端末導入は、電子マネー事業者初の取り組み。契約を一元化しマルチ決済端末を加盟店に導入することで、一括して各種電子マネーサービスを利用でき、資金精算でも効率化を図ることができる。また、ユーザーにとっては、小売店や飲食店など様々な店舗で各種電子マネーが使えるようになる。
同社では今後、取り扱う電子マネーの種類を拡大していく予定だ。