モバイルバンキングサービスの利用者は、2013年に5億人を超える見通し
株式会社グローバル インフォメーションは、ジュニパーリサーチが発行した報告書「Mobile Banking for Developed & Developing Markets: Strategies & Business Models 2012-2016 (先進市場・新興市場におけるモバイルバンキング:各種戦略&ビジネスモデル(2012-2016年))」の販売を開始しました。
困難な経済状況、さらに世界的不況の脅威にもかかわらず、モバイルバンキング(mバンキング)の利用者数は、2011年の3億人を少し上回る状況から拡大し、2013年には5億3,000万人に達すると、当報告書では予想しています。
現在の金融危機に対応する過程で、モバイルサービスは、銀行の事業戦略において基本的な要素になりつつあると、ジェニパーリサーチでは分析しています。
銀行は従来型の実店舗だけによる事業方式から移行し、優位性をもたらす差別化の方法を求めています。この状況のなかで、モバイルバンキングは、費用効率の高い通信チャネルとして、運用効率を改善し、顧客の維持・獲得率を向上させる機会を、全ての銀行に提供します。
消費者の間でスマートフォンがますます普及するにつれ、モバイルバンキングは、特に欧米市場で弾みをつけることになるでしょう。不透明な経済状況のなかで、消費者は家計管理をより厳しくしようとしています。
金融機関は、iPhone、iPad およびAndroid機器 向けにスマートフォンやタブレットのネイティブアプリを開発することによって、顧客需要の掘り起こしを期待していると、ジェニパーリサーチでは分析しています。
しかし、最も成功している展開例では、アプリだけではなく、SMSやブラウザーベースの配信チャネルを利用したトリプルプレイソリューションを採用しています。
「モバイルバンキングは、今後5年間、モバイルコマース産業のなかで最も成功する分野のひとつとなるでしょう。消費者は移動中にバンキングサービスにアクセスする利点に気づいています。 モバイル機器で基本的な銀行手続きが簡単に行えるようになれば、トランザクションベースバンキングを利用する消費者はますます増えていくでしょう。トランザクションベースバンキングは、スマートデバイスが提供する強化機能によって可能となりました。」と、当報告書の著者であるSonia Lalliは述べています。
市場調査レポート: 先進市場・新興市場におけるモバイルバンキング:各種戦略&ビジネスモデル(2012-2016年)
Mobile Banking for Developed & Developing Markets: Strategies & Business Models 2012-2016
http://www.gii.co.jp/report/jp229995-mobile-banking-developed-developing-markets.html
出版日 2012年01月
発行: Juniper Research
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