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ThinkPad X30(2672-1BJ)

【第27回】サイズ,バッテリ,性能すべてが進化

2002年12月13日 00時00分更新

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創立25周年を記念してスタートした雑誌&WEBサイト連動企画「POWER PUSH」では、月刊アスキー編集部とASCII24編集部が選んだ“今一番ホットな製品”を紹介する。PC市場を最前線でウォッチする2編集部のイチオシアイテムを見逃すな!

人気モデル「X20」の後を引き継ぐ「ThinkPad X30(2672-1BJ)」

 抜群の設計バランスで,玄人ユーザーの絶大な支持を受けた「ThinkPad X20」シリーズが,この冬,「ThinkPad X30」として生まれ変わった。

 ThinkPad X30シリーズは,CPUクロック(1.06GHz/1.2GHz)やHDD容量(20GB/40GB),ワイヤレス環境(802.11b/Bluetooth)の有無などの相違点がある6モデルをラインナップするが,背面塗装がピアノ調(クリア塗装)で,シリアルナンバー入りのThinkPadの10周年記念モデルも,このX30をベースに開発されたものだ。

 X20シリーズと比較してまず特徴的なのは,縦横が約5mmほどコンパクトになった本体のフォルム。外形は側面を斜めにカットすることで,視覚的なスリム感を強調したX20とは対照的な箱型。また,パームレスト部分も汚れやすいラバーコーティングではなく,梨地加工を施したプラスチック素材となっている。至るところに開けられたスリットが,ギガヘルツのPentiumIII(そしておそらくは次世代のBanias)を搭載したハイパフォーマンスなマシンであることを物語っている。

 スペック面で特筆したいのは,別売りの大容量バッテリが用意され,最大で8.9時間(標準5時間)の長時間駆動が可能な点だ。

 6モデルから今買う1台を選ぶとしたら,無線LAN搭載のミッドレンジ機「2672-4EJ」(実売27万円弱)あたりだろう。

月刊アスキー・遠藤編集長はこう見る

X20よりコンパクトで,むしろ惜しまれながらディスコンとなったs30を感じさせる。ミラージュブラックもさることながら,若干感触は違うがキーボードも同一パーツ。ThinkPadしか選べない人にも納得できる一台では?
SPEC
CPU Mobile Pentium III-1.13GHz~1.2GHz
メモリ 128MB~256MB(最大1024MB)
液晶 12.1インチTFT
解像度 1024×768ドット

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