独マクソンコンピュータ東京オフィスは2日、3Dグラフィックソフト「CINEMA 4D R10.5」を10月3日より発売すると発表した。
「CINEMA 4D」は、3Dオブジェクトのモデリング/テクスチャリング/アニメーション/レンダリング機能を備えた統合3Dツール。すでに20年の歴史があるソフトで、親しみやすいインターフェースとワークフローに定評がある。
バージョン10.5では、CAD業界で広く使われているDWGファイルのインポーターを搭載。また、各パーツを外部参照とすることで複数のユーザーがひとつのプロジェクト作業を同時に行える「XRefs」をはじめ、HUD(ヘッドアップディスプレー)やタイムラインの簡易編集モード、ヘルプシステム、「MOCCA」「MoGraph」「HAIR」といったモジュールの拡張など、約90項目にわたるアップデートが施されている。
ラインアップと価格は次の通り。
製品名 | 価格 |
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CINEMA 4D Release 10.5通常版 | 12万6000円 |
CINEMA 4D Release 10.5XLバンドル通常版 | 29万9250円 |
CINEMA 4D Release 10.5スタジオバンドル通常版 | 49万9800円 |
CINEMA 4D Release 10.5Architecture Edition通常版 | 25万2000円 |
CINEMA 4D R10.5 Engineering Edition通常版 | 26万7750円 |
動作システムは、Mac OS X 10.4またはWindows XP/Vista。動作マシンは、1024MB以上の空きメモリーと2GHz以上のCPUを搭載したマシン。なお、Mac版はユニバーサルバイナリーであり、また64ビット版Windowsにも対応している。