(株)ソフマップは3日、同社の有償延長補償制度“ソフマップワランティ”を改定し、パソコンとテレビでは補償期間が業界初の最長10年間となる“パーフェクトワランティ”を発表した。今年9月6日のソフマップ秋葉原本館オープンにあわせて、ソフマップ全店および、オンラインショップ“ソフマップ・ドットコム”で提供を開始する。
従来のソフマップワランティは、ソフマップカードおよび、ソフマップ・ドットコム会員を対象にした補償制度で、ユーザーが商品購入時に、購入金額に応じた掛け金を支払うことで、故障(電気的事故など)の際、最長5年まで全額分を補償するという内容だった。
今回パーフェクトワランティに改定されたことで、30万円以上のパソコン、40万円以上のテレビ、20万円以上のエアコンと冷蔵庫を対象に、故障(電気的事故など)の際、最長10年間(購入日から10年後の前日)まで全額分補償されるようになった。
また、掛け金の設定金額に大きな変更はないが、従来設けられていた“20万円以上~25万円未満で1万2500円”と、“25万円~30万円未満で1万5000円”という設定が、“20万円以上~30万円未満で1万5000円以上”に統一された。加えて、“40万円以上で3万円”が上限であったが、“40万円以上~50万円未満で3万円”、“50万円以上で4万円”に上限が設定し直されている。
今回のパーフェクトワランティ提供についてソフマップは、「ソフマップ秋葉原本館のオープンをきっかけに、家電の店頭販売を同社として初めて本格的に開始する。これにあわせて、新たな補償制度が必要だった」としている。