ユニデン(株)は3日、同社製テレビが置かれたユーザーの部屋を広告に起用するプロジェクト“ユニデンテレビ「事実」プロジェクト~あなたのお部屋が広告になる~”を開始したと発表した。終了期間は未定。
このプロジェクトは、ユニデンのテレビが置かれたユーザーの部屋の写真を同社ウェブサイトなどに掲載される広告に使用するというもの。広告に使用される写真は、プロカメラマンの池田昌紀氏がユーザーの部屋を訪問して撮影する。
同社ではこのプロジェクトを開始した理由について、従来の大画面テレビの広告が「無機質」で「広すぎる空間」にテレビが置かれているなど「モダンでクールな印象」を与えるもので、若者にとって「“ボクらの部屋”に置きたいテレビ」と感じられるものではなかったのではないか? と述べている。そこで、同社では若者が求める液晶テレビを、「“相棒”と呼べるようなリアルさ、生活観を持った液晶テレビ」と定義。同社製品のユーザーの部屋を広告に起用して、“働く若者”を対象としたキャンペーンやイベント、広告を展開するとしている。
同ブロジェクトに参加するには、ユニデン製テレビが置かれた自分の部屋の写真を撮影して、プロジェクト専用ウェブサイト(関連サイト参照)のフォームから、写真を添えて応募する。そこで同社による審査が行なわれ、広告に採用するかどうかが決定される。広告に採用されたユーザーには謝礼として現金1万円が贈呈されるほか、採用されなくても応募したユーザー全員に同社ウェブサイトで利用できるデジタルクーポン1000円分が贈呈される。