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草加市が全国自治体初、オンプレミス型生成AI「Sovereign GaiXer」を導入

2026年09月04日 15時00分更新

文● さとまさ 編集⚫︎ASCII

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 FIXERは、埼玉県草加市がオンプレミス型生成AIサービス「Sovereign GaiXer(ソブリン ガイザー)」の導入を開始したと発表した。全国の自治体として初の導入事例となる。草加市は少子高齢化に伴う人手不足への対応と行政サービスの質向上を目的にAI活用を進めてきたが、個人情報や機密情報を扱う業務では、従来の生成AIでは情報漏洩リスクへの懸念が残っていた。今回の導入により、庁内に閉じた環境で安全に生成AIを活用できる体制を整える。

 Sovereign GaiXerは、企業・官公庁向けに特化した日本語対応の生成AIサービスで、ソフトウェアと専用筐体を一体化したパッケージとして提供するのが特徴だ。一般的なオンプレミス型生成AIでは、サーバー構築やシステム設計に多大な時間とコストがかかるが、本製品は短期間でセキュアな環境を構築できるという。最大1000TOPSのAI処理性能を備え、生成AIや大規模モデルの学習・推論を高速に支える設計だ。価格は買い切り型で、生成回数や利用量に応じた追加課金は発生しない。

 草加市ではこれまで、AI-OCR、AI翻訳機、AI窓口案内システム、AIテキスト化ツールに加え、用途別の生成AIサービスを全庁導入するなど、先行してAI活用を進めてきた。今回の導入により、個人情報を含む会議録の作成、機密データを基にした計画策定、内部規程の素案作成など、従来は入力を制限していた業務でも生成AIの活用が可能になるという。市役所全体での利用範囲が広がることで、業務効率化とサービス品質の両立が期待される。

 専用筐体を含むオンプレミス構成のため、外部クラウドに依存せず、機密性の高い情報を扱う現場に適した設計。今後は草加市での活用を通じ、行政業務の改革と市民サービス向上につながる運用が広がる見通しだ。

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