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20万円で買える640gの超軽量モバイルノートPC「FMV WU5-K3」実機レビュー<後編>=速度とバッテリー駆動時間を計りました
2026年08月17日 11時00分更新
ノートPCの処理性能、携帯性、バッテリー駆動時間という3つの要素を、すべて完璧に両立させることはできません。軽さを重視すれば搭載できるバッテリー容量は減り、バッテリー駆動時間が短くなります。
軽さとバッテリー駆動時間を両立させようとすれば、消費電力を抑えなければならないため、処理性能にはある程度の割り切りが必要です。つまり、すべてで100%を目指すことはできず、そのバランスが重要になるわけです。
富士通クライアントコンピューティングが、「FMV Store」で販売している「FMV WU5-K3」
は、まさにそのバランスを重視したモデルです。そこで、本製品で定番ベンチマークを実行し、どのぐらいのパフォーマンスを備えているのかをチェックしました。
さらに31Whという容量のリチウムイオンバッテリーで、実際にどのぐらい連続動作するのかについても検証していきましょう。
まず「FMV WU5-K3」のCPU性能については、
「CINEBENCH 2024」
CPU(Multi Core):480pts
CPU(Single Core):100pts
「CINEBENCH 2026」
CPU(Multi Threads):2003pts
CPU(Single Core):532pts
CPU(Single Thread):407pts
というスコアを記録しました。
今回の試用機はCore Ultra 7 255U、メモリー32GB、ストレージ512GBという構成です。低消費電力を重視したUシリーズのプロセッサーを搭載していますが、Core Ultra 7だけに処理性能は高めでした。一般的なプライベート、ビジネス用途はもちろん、フルHD解像度の動画編集などであれば、実用的な速度でこなせる性能を備えています。
つぎに「FMV WU5-K3」の3Dグラフィックス性能については、
「3DMark」
Port Royal:783
Time Spy:2449
Fire Strike:5218
Wild Life:12847
でした。
また、「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ ベンチマーク」(1920×1080ドット、標準品質、ノートPC)のスコアは8144(快適)、「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」(標準品質、1920×1080ドット、フルスクリーン)のスコアは2113(重い)を記録しました。
Core Ultra 7 255Uの内蔵グラフィックスは「Intel Graphics」(周波数:2.1GHz、Xe-Core:4)で、現在の水準からすると性能は控えめです。
さすがにFINAL FANTASY XVは荷が重いですが、ファイナルファンタジーXIVであれば、画質を調整することでスムーズにプレイできるだけの3Dグラフィックス性能を備えています。
「FMV WU5-K3」のストレージはPCIe Gen4 x4接続SSD「SD PC SN7100S SDFQTSL-512G」を搭載しており、ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 9」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は6868MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は4256MB/sを記録しました。
ストレージ性能は2026年の水準からしても十分高速です。これだけの読み書き速度を備えていれば、クリエイティブ系の作業であっても、ストレージがボトルネックになることはまずないでしょう。
AIベンチマーク「UL Procyon AI Computer Vision Benchmark」のNPUのfloat16は366、Integerは686を記録しました。
Core Ultra 7 255UにはNPUが搭載されていますが、そのピーク性能は12TOPSとされています。「Copilot+ PC」の要件である40TOPSには届きません。
しかし、Webカメラの映像補正など比較的軽めのAI処理をNPUが実行できるので、処理の高速化、消費電力の低減という点で恩恵を受けられます。
最後に、「FMV WU5-K3」のバッテリー駆動時間については、ディスプレー輝度とボリュームを40%に設定してYouTube動画を連続再生したところ、5時間7分28秒動作しました(バッテリー残量5%で終了)。
本製品のバッテリー容量は31Whと、ノートPCのなかでは小容量の部類に入りますが、それでもモバイルノートPCとして十分活用できるだけのスタミナを備えています。
☆
前述のとおり、「FMV WU5-K3」は処理性能、携帯性、バッテリー駆動時間のバランスを重視したモデルです。重視した順番とその割合は、個人的には携帯性が50%、処理性能とバッテリー駆動時間がそれぞれ25%というところだと考えます。
とはいえ、昨今のノートPCは処理性能とバッテリー駆動時間が向上しているので、4Kや8K動画の編集・書き出しや、高画質で3Dゲームをプレイしないかぎりは十分です。
一般的な用途を快適にこなせるノートPCを、つねに携帯していたいという方にとって、今回の「FMV WU5-K3」はまさにもってこいの1台です。「FMV Store」
でチェックしてみてください。
| 「FMV WU5-K3」の主なスペック | |
|---|---|
| ディスプレー | 14.0型ワイド WUXGA (1920×1200) ノングレア液晶 |
| CPU/メインメモリー | インテル Core Ultra 5 プロセッサー 225U (12コア/14スレッド) / 8GBメモリ インテル Core Ultra 5 プロセッサー 225U (12コア/14スレッド) / 16GBメモリ インテル Core Ultra 7 プロセッサー 255U (12コア/14スレッド) / 16GBメモリ インテル Core Ultra 7 プロセッサー 255U (12コア/14スレッド) / 32GBメモリ インテル Core Ultra 7 プロセッサー 255U (12コア/14スレッド) / 64GBメモリ |
| ストレージ | SSD 約256GB / 約512GB / 約1TB / 約2TB |
| 拡張インターフェース | HDMI出力×1、USB Type-C×2、USB Type-A×2、有線LAN |
| サイズ/重量 | 幅308.8×奥行209×高さ16.3~17.8mm / 約634g~約640g |
| サポートOS | Windows 11 Home / Windows 11 Pro |
| Office | Microsoft 365 Personal (24か月版) / Office Home & Business 2024 オプション付 |
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