社内外の情報共有や協働を担う業務インフラとして浸透中

開発案件の立ち上げを「60分から1分」に ソースコード管理も一本化したKDLのBacklog活用術

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

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 ヌーラボは、神戸デジタル・ラボ(KDL)における、プロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」の事例を公開した。同社では情報システム部門とDX推進部門を統合した組織「KDX」を中心にBacklogを活用している。

 KDLは、システム開発や情報セキュリティサービスを主軸に、DXコンサルティングやAI活用支援を展開するITソリューション企業である。

 同社のKDXでは、Backlog導入以前、自社でサーバーを構築・運用するオンプレミスのプロジェクト管理ツールを使用していた。しかし、新しい開発案件の立ち上げのたびに、サーバーの準備やツールのインストール、その後のアップデートまで個別に管理する必要があり、案件が増えるほど運用負荷が高まっていた。

 そこでBacklogを導入したのが約10年前。ユーザー数もプロジェクト数も“無制限”に利用できる導入ハードルの低さを評価したという。今では、ほぼすべての開発案件をBacklogで管理している。

 現在のBacklogの活用状況は以下の通りだ。

■APIによる自動化で案件立ち上げ工数を60分→1分に
 APIを活用し、Backlogプロジェクトの生成から管理台帳への記録までの一連のフローを自動化。これにより、インフラ管理の工数を削減し、約60分を要していた開発案件の立ち上げ作業を1分にまで短縮している。

■Git/SVN機能でソースコード管理も単一環境で完結
 標準搭載のGitやSVNを活用し、タスク管理とソースコード管理をひとつの環境で統合。プログラムの変更履歴を管理する外部システムとの連携が不要となり、開発現場の運用負荷の軽減につなげている。

■部署横断から社外連携まで、社内外に広がる活用
 KDXでは、社内向け業務管理システムの開発でも部署横断で活用するほか、社外パートナーや顧客との協働における情報共有の基盤としても運用。品質管理部門でも、開発案件の状況をBacklogで横断的に確認し、進捗の遅れやトラブルの兆候を早期にフォローしている。

 今後は、KDXが担当するプロジェクトの顧客からの問い合わせをBacklogに一本化しつつ、バックオフィス部門への浸透も進めて同ツールの活用範囲をさらに広げていく意向だ。

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