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指導者育成やスクリム自動マッチング導入も!

「勝敗」の先や過程にある〝成長”にフォーカス、第4回 NASEF JAPAN 全日本高校eスポーツ選手権がエントリー開始!

2026年07月02日 13時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

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『第4回 NASEF JAPAN 全日本高校eスポーツ選手権』のプレス発表会が開催されました

 NASEF JAPAN(国際教育eスポーツ連盟ネットワーク日本本部)は、高校生のためのeスポーツ大会『第4回 NASEF JAPAN 全日本高校eスポーツ選手権』(以下、全日本高校eスポーツ選手権)の開催を発表し、2026年7月1日よりエントリー受付を開始しました。

 4回目となる全日本高校eスポーツ選手権ですが、本大会からeスポーツを通じて仲間と共に成長することを目的とした「教育的eスポーツ」の理念を継承・発展させる大会になっているのが最大の特徴です。

理事長の柿原 正郎氏から挨拶がありました

大会が目指すビジョン:「勝敗」から「学びと成長」へ

専務理事の大浦 豊弘氏から、大会のビジョンが語られました

 第4回大会では、学校現場の先生方と「共創」する形で大会設計が行なわれました。単なる勝敗を競うだけではなく、目標設定から実行、振り返りといった「PDCAサイクル」を実践し、コミュニケーション力や課題解決力など、これからの社会で活きる力を育むことを重視しています。

これまでとは大会のコンセプトがガラッと変わり、学びと成長によりフォーカスを当てた選手権になります

学校現場の先生方と「共創」する形で大会設計を作成

「PDCAサイクル」を実践

 大会としては、2030年までに5000チームのエントリーを目指すという大きなビジョンも掲げています。

2030年までに5000チームのエントリーを目指すそうです

第4回大会の競技タイトルと主な変更点

大会プロデューサーの町山 雄大氏から、大会の概要が発表されました

 今大会は5つのゲームタイトル、計6部門で競技が実施されます。より多くの高校生に参加機会を提供するため、各タイトルのエントリー枠が大幅に拡充されました。また、同一学校内でのチーム結成が困難な生徒に向け、条件付きで「キャンパス連合チーム」「学校連合チーム」での出場が認可されました。

第4回大会の競技タイトル

連合チームの出場が可能に

キャンパス連合チーム

学校連合チーム

【競技タイトル・部門】

・リーグ・オブ・レジェンド部門(1高校あたり10チームまで)
・VALORANT部門(1高校あたり10チームまで)
・ストリートファイター6 団体部門(3人1チーム制 / 10チームまで)
・ストリートファイター6 個人部門【新設】:マスターランク以上が対象の「極(きわみ)リーグ」と、それ以外のプレイヤーが参加できる「挑(いどみ)リーグ」の2リーグ制で開催。
・フォートナイト部門(20チームまで):昨今のシーンの潮流を鑑み、今大会からトリオからデュオに変更されました ・エーペックスレジェンズ部門(20チームまで)

 なお、前回大会に引き続き、東日本・西日本および全日制・定時制通信制に分かれる「ブロック制度」が採用されています。

 そして、第2回・3回に引き続き、出場校応援企画としてSteam版ストリートファイター6のゲームコードを進呈予定です。詳細は後日公開とのことなので、気になる方はチェックしてみてください。

高校eスポーツ部を支える新たな取り組み
スクリム自動マッチングシステムがスゴイ

 本大会から持続可能な学生eスポーツの発展と、現場の課題解決のため、2つの新たなサポート施策が発表されました。

教育環境と練習環境という2つの課題に対する取り組みを実施予定です

 これまでは、顧問の先生の負荷が課題となっていました。これに対して、体系的に教育的指導者を育成するための公式認定プログラム「eスポーツ人材育成能力認定制度」を開始します。2026年8月に大阪、9月に横浜で第1回認定資格講習会を開催予定です。

eスポーツ人材育成能力認定制度を開始

 また、これまで質の高い練習としてのスクリム相手を探すハードルの高さが課題になっていました。NTT e-Sportsとの連携により、実力の近いチーム同士を自動でマッチングするスクリム自動マッチメイキングシステム「PLAYWEB」の提供が開始されます。これにより、練習相手探しの課題が解決され、戦績の集計や分析を通じたチームの成長が期待できます。

質の高い練習をするには、同じレベルの学校とのスクリムが必要

スクリム自動マッチメイキングシステム「PLAYWEB」を提供

 大会エントリー期間は7月1日から9月10日18時まで。オンライン予選は9月26日から10月25日(タイトルごとに日程は異なります)、決勝大会は12月5日から12月20日まで開催予定です。

 なお、ストリートファイター6(団体部門・個人 極リーグ)、リーグ・オブ・レジェンド、VALORANTの決勝戦は、東京都内でのオフライン開催も予定されています。大会規約やルールの詳細、エントリーの手続きについては、大会公式WEBサイトをチェックしてください。

 NASEF JAPANはこれまで、eスポーツ×教育の取り組みを続けてきていました。そして、第4回 NASEF JAPAN 全日本高校eスポーツ選手権から、選手権についても大幅に変更し、教育という部分を強化していくようです。

 「ただのゲーム」と思われていた私の子供時代から、eスポーツが産まれ、教育分野でも活用されるようになってきて、時代は変わったなぁと感じます。今後は、ただのeスポーツの大会ではなく、学生がどのようにeスポーツをとおして成長していくかというのも、注目ポイントになるのではないでしょうか。

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