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【製造業DX】コマツが自動運転レベル4導入、工場内搬送を無人化

2026年04月01日 13時00分更新

文● さとまさ 編集⚫︎ASCII

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 ソフトバンクは、小松製作所(コマツ)の茨城工場において、2024年7月から自動運転レベル4の自動走行牽引車による構内搬送の実運用を開始し、自動化を支援している。この取り組みは、最大17.9トンの牽引能力を持つトラクターソリューション「AT135」を活用し、重量物の搬送に特化したもので、自動運転制御にはNAVYA Mobilityが提供するシステムを利用している。

 巧みに設計された自動走行牽引車は、360度の障害物認識とディープラーニング技術を組み合わせることで安全な走行を実現している。ソフトバンクのichimill(イチミル)を活用し、GNSSとRTK技術を駆使してセンチメートル級の高精度測位データを提供することにより、AIによる自律走行の精度が保証され、工場内の搬送業務を最適化する役割を担っている。

 本取り組みがもたらす効果として、搬送業務の工数削減や作業者の身体的負担の軽減が挙げられる。具体的には、1.0人工分の工数削減や、約400mのバック走行が不要になったことからも分かるように、労働安全衛生の向上に貢献しているという。これは製造業界において、労働力不足に対処するための重要なステップとなるだろう。

 今後、この取り組みは製造現場のデジタル化と自動化の一環として、IoTプラットフォームの構築やAI技術の応用を通してさらに高度化していく見込みだ。また、生成AIによるデータ活用が進むことで、現場の意思決定支援も強化されることが期待されている。

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