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メモリーの価格高騰でDDR4が再注目! あえて今DDR4で組むのは正解か?

2026年02月21日 13時00分更新

文● KTU (加藤勝明) 編集●北村/ASCII

提供: ASUS JAPAN株式会社

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計算力ではDDR5が圧倒的に有利

 御託はこの辺にして早速検証に入ろう。まずは計算力比較として「CINEBENCH 2026」を使用する。CPUのマルチスレッド性能(nT)とシングルスレッド性能(1T)の他に、1コアの性能(1c)を比較してみよう。

CINEBENCH 2026:スコアー

 DDR5世代のRyzenは少々CPUコアが少なくても総合的な計算力でDDR4世代のRyzenを上回る。アーキテクチャーの進化やDDR5がもたらすメモリー帯域のおかげでRyzen 5 7600XにおけるCPU1コアのパフォーマンスは、Ryzen 7 5700Xの3割ほど上となった。クリエイティブ系処理だとコア数の多いCPUを推奨されることが多いが、安価なSocket AM4版Ryzenでコア数を確保するよりも、コア数を減らしてでもSocket AM5+DDR5のRyzenを選択した方が結果として高速なPCになる、ということだ。

 このクリエイティブ系処理に注目してみよう。ここでは「UL Procyon」を利用し、「Photoshop」と「Lightroom Classic」を実際に動かして速度を検証する「Photo Editing Benchmark」を試してみよう。Image RetouchingテストはPhotoshop、Batch ProcessingテストはLightroom Classicでの処理をスコアー化する。

UL Procyon:Photo Editing Benchmarkのスコアー

 総合スコアーはImage RetouchingとBatch Processingのスコアーを基準に算出されているが、いずれもRyzen 5 7600XがRyzen 7 5700Xに対し3割以上高いスコアーを出している。PhotoshopはCPUコア数よりもシングルスレッド性能の高いCPUが有効だが、前掲のCINEBENCH 2026の1Tあるいは1cテストのスコアーを見ればどちらのCPUが向いているか明らかだ。

 写真編集の次は動画編集、ということでUL Procyonの「Video Editing Benchmark」も試そう。「Premiere Pro 2025」による動画エンコード速度から性能を評価するベンチマークだ。ここでは4本の動画をGPUを利用してエンコードした時の時間を見てみよう。

UL Procyon:Video Editing Benchmarkにおけるエンコード時間

 Premiere Pro 2025のGPUエンコードではCPUパワー、特にシングルスレッド性能の方が重要になる。CINEBENCH 2026で1Tや1cが優秀だったRyzen 5 7600Xがここでも優秀である。

 最後にUL Procyonの「Office Productivity Benchmark」も試しておこう。これは「Office 365」を利用したさまざまな処理をスコアー化して比較するというものだ。

UL Procyon:Office Productivity Benchmarkの総合スコアー

UL Procyon:Office Productivity Benchmarkで実施されたワークロード別スコアー

 CINEBENCH 2026で優秀だったRyzen 5 7600Xはここでも優秀。少々コアが少なかろうと、DDR5世代のRyzenはDDR4世代のRyzenを性能で上回ってしまうのだ。

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