前へ 1 2 次へ

Zoomで変わる! 導入企業事例

Zoom活用事例:株式会社マクロミル

4500名規模のオンラインイベントと年100回のウェビナー マクロミルのマーケティング施策を支えるZoom Webinars

文●大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

提供: ZVC JAPAN

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

データ分析に基づいてイベント内容の改善を進めたい

 マクロミルではこれまで、Zoom Webinarsを“信頼性の高いイベント配信ツール”として活用してきました。配信中のQ&A、同時通訳チャンネルといった機能は使っていますが、活用法としてはシンプルなものです。

 ただし、Zoom Webinarsには、ほかにもさまざまな機能が備わっており、橘氏は「まだ全然使いこなせていないと思います」と述べます。マクロミルでは今後、Zoomの活用をどのように進化させたいと考えているのでしょうか。

 まず橘氏や平林氏が期待を寄せているのが、Zoomを通じた「データ分析によるイベント内容の改善」です。

 「ウェビナーの『マクロミルセミナー』は、何度も視聴されるリピーターのお客さまが多くいらっしゃいます。『マクロミルのイベントは高品質だから参加したい』と思っていただけるように、データ分析を通じてお客さまの満足度をさらに高め、イベントやセミナーとしてのブランドを強化していきたいと思っています」(橘氏)

 マクロミルでも、イベント開催後には参加者アンケートを実施しており、そのデータを分析して評価につなげる取り組みは行っています。ただし、そのデータがイベントごとに分かれており、「イベント全体に対する評価」や「参加者個人の詳しいインサイト」までは得られないことが課題だといいます。

 Zoom Webinarsの上位製品である「Zoom Webinars plus」「Zoom Events」は、イベントや参加者に関する詳細なデータ分析機能を搭載しています。Zoom上で開催されたすべてのウェビナーのデータを統合して分析できるので、たとえば「ウェビナー参加回数が多い参加者」や「ライブとアーカイブで繰り返し視聴している参加者」をホットリードとして抽出することができます。また、参加履歴やアンケート回答から参加者個人のインサイトを掘り下げて、どんな興味関心や課題を持っているのかを知ることもできます。

 また、イベントごとの分析でも、単純なイベント参加者数やアンケート評価の集計だけでなく、参加登録ページから実際のイベント参加までの離脱率、イベント離脱までの時間など、イベント評価に役立つデータ分析が可能です。

Zoom Webinars plus/Zoom Eventsでは、イベントごとのパフォーマンスやユーザーごとのインサイトなどを詳細に可視化、データ分析できる

AIも活用した「イベント運営業務の省力化」に期待

 橘氏と平林氏はもうひとつ、「イベント運営業務の省力化」も課題であり、そこにも期待を寄せていると話しました。

 イベント運営に関わる業務は、開催当日に発生するものだけではありません。「参加登録ページの制作」「メールでの開催告知」「参加者へのリマインドメール送付」といった事前業務、「参加者リストの整理」「ホットリードの抽出」「アンケートの集計」「開催レポートの制作」といった事後業務も重い負担になります。

 そうした負担を軽減するために、Zoom Webinarsでは「MAツール/CRMツールとの自動データ連携」「リマインドメール、参加お礼メール、欠席者フォローメールの一括配信」といった機能を提供しています。

 さらに、Zoom Webinars plus/Zoom Eventsでは、生成AIが業務を支援する最新機能も提供されています。たとえばイベントの開催後、イベント内容の要約を自動生成する機能があります。しかも、文章のスタイルや文字量は「ブログ向け」「社内レポート向け」「SNS投稿向け」などと指定することができるので、イベント終了後すぐに目的に応じたサマリー文が出来上がるのです。

手間のかかるイベント開催レポートを、Zoom AI Companionが自動生成してくれる

* * *

 このように、Zoom WebinarsやZoomのイベント関連製品は機能進化を続けています。将来的にどんな機能が実現することに期待するかを尋ねたところ、平林氏は「アンケートデータだけでは見えてこないことも分析できるような、ウェビナーコンテンツの評価機能があるといいですね」と答えました。

 一方、橘氏は、イベント業務を事前から事後まで「オールインワン」で支援してくれるようなツールに期待していると述べました。

 「たとえば、イベントが終わった瞬間に、『セミナーレポートが出来ました』『動画の編集が終わりました』『Q&Aの盛り上がりやアンケートの結果をふまえると、今回のコンテンツの満足度は何点です』『次回はこういう改善を加えましょう』――などと、オートパイロット的な処理をしてくれるツールだといいですね。これらがオールインワンで、シームレスにつながる形で提供されたら、さらに投資する理由になると思います」(橘氏)

■関連サイト

前へ 1 2 次へ