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Nulab Conference 2025より

もう、仕事の管理とかAIに任せましょうか。

文● 貝塚/TECH.ASCII.jp

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 AI バックログスイーパーは、会議からタスクの抽出とその一覧の作成、タスク化してBacklogに登録、さらに進捗の確認や、担当者の報告による完了処理までを代替してくれるので、未処理のタスクが溜まらない=お掃除してくれている、というわけです。

「未処理に戻して」とSlackから伝えると、Backlog上で未処理に戻してくれる

 またBacklog AI アシスタント同様、外部のツールと連携する機能の実装も予定しており、チャットツールなどから「終わりました」と入力すると、Backlog上で完了の処理をしてくれるといった仕様になるそうです。さらに会議を重ねると、再び会話から要素を抽出してくれ、Backlogを更新するかどうか提案する機能も設けます。

ABEJA CEO室オペレーショングループ AI バックログスイーパー事業責任者の蓑和航氏

 プロジェクトに必要な要素を“発想する”のは、いまのところ人の役割です。そして私は発想を“管理できる情報に加工する”のも人の仕事だと思い込んできましたが、もう、そうではなくなるのかもしれません。しなくて済むならすごくラクですよね。

 私が今回の講演を聞いて思ったことはひとつで、「もう、仕事の“管理”については、かなりの部分をAIに任せられてしまう時代が、現実に来たんだな」ということです。

 タスクが多いタイプの仕事をしている人は、「案件が立て込んでいて、優先度つけて管理するのが意外と大変で……」といった言い訳はできなくなりますね。タスク管理はAIがしてくれるから。

 その後の世界に残るのは何か。

 「するか、しないか」「そのために十分な気力が、いまあるか」というシンプルな仕事への向き合い方かもしれません。

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