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Nulab Conference 2025より

もう、仕事の管理とかAIに任せましょうか。

文● 貝塚/TECH.ASCII.jp

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ヌーラボ 執行役員CPOの中島成一朗氏

管理できる状態にしても、管理されるとは限らない

 プロジェクト管理の重要性はわかっている。けれども、日々の業務に追われる中で、すべてを把握するのは難しい。

 そんな悩みを抱くチームは多いのではないでしょうか。

 ヌーラボが提供する「Backlog」は、プロジェクト管理を通じてチームのコミュニケーションを支え、業務の見える化を実現するツールとして支持を受けてきました。しかし、同社執行役員CPOの中島成一朗氏は言います。

 「Backlogを活用していても、“いま何がどこまで進んでいるのか”が見えづらくなることがあります」

 そこには「マネジメントを、業務プロセスの中に落とし込む」というハードルがあると中島氏は分析します。つまり、プロジェクトの進め方を可視化し、共有してマネジメントできる状態を作ることと、「適切にマネジメントされるかどうか」は別の問題であるということですね。

 このハードルに挑むべく、同社が開発を進めているのが「Backlog AI アシスタント」です。

 AIがプロジェクト管理の裏側で働き、チームの進捗や課題を理解しながら仕事を前に進める存在になる。この新しいプロジェクト管理の考え方を、ヌーラボは描いているのです。

 Backlog AI アシスタントについて、詳しくは過去の記事も参照していただくとして、大きく分けると「プロジェクトの情報を蓄積し、状況を整理」「進捗レポートやドキュメントの自動生成」「業務に応じて、会話ベースで実務を支援」「リスクやボトルネックを事前に察知」という4つの特徴を持っています。

β版を試したユーザーからは、好意的な意見が出ているようだ

 皆さん、この特徴を見て、何か思いつきませんか?

 そう! これらは、マネージャーが担ってきた業務ですよね。

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