Nature、ソラコムの生成AIボット「Wisora」を導入 問い合わせ対応を自動化・効率化へ
Nature、ソラコムの生成AIボット「Wisora」を導入 問い合わせ対応を大幅効率化
ソラコムは10月24日、Natureが同社の生成AIボットサービス「Wisora(ウィソラ)」を問い合わせ対応業務に導入したと発表した。
スマートリモコン「Nature Remo」シリーズを展開するNatureでは、導入によりピーク時に通常の約5倍に膨れ上がる問い合わせにも、効率的かつ柔軟に対応できる体制を構築したという。
導入されたWisoraは、ヘルプセンター内に蓄積されたドキュメントをAIが学習し、問い合わせに対して迅速かつ正確な回答を自動生成する仕組みだ。
導入初期はAIによる回答利用率が約2割だったが、顧客からのポジティブな反応を受け設定を最適化。その結果、利用率は4割以上へ上昇したという。
さらに、そのうち約7割の問い合わせがAIのみで完結し、顧客満足度の向上と業務効率化の両立を実現している。
ソラコムの「Wisora」は、Web画面上から簡単にチャットボットを構築できる点が特徴。
生成AIによる自然な会話からユーザーの意図を推測し、高精度な応答を行うアルゴリズムを搭載している。
Natureはこの高い応答品質を評価し、Zendeskとのスムーズな連携も実現している。
今後、NatureはAIが苦手とする分野を特定し、Wisoraの精度向上を継続的に進めていく方針だ。

