第570回 SORACOM公式ブログ
ソラコム公式ブログ
ドルビックスコンサルティングとソラコムが協業、SORACOM FluxがRTSP対応カメラと連携、他 ほぼ週刊ソラコム 09/06-10/10

本記事はソラコムが提供する「SORACOM公式ブログ」に掲載された「ドルビックスコンサルティングとソラコムが協業、SORACOM FluxがRTSP対応カメラと連携、他 ほぼ週刊ソラコム 09/06-10/10」を再編集したものです。
こんにちは。ソリューションアーキテクトの takuya です。
気がつけばもう10月!日中はまだ少し暑いものの、夜風にはすっかり秋の気配が漂います。10月に入っても台風がどんどん生まれて通り過ぎるたびに気温が下がっていきますね。それでは今週もアップデートを見ていきましょう
アップデート
変更の詳細については ChangeLog を参照ください。
- 09/09(火)
- SORACOM Flux に RTSP 対応カメラ画像取得アクションが追加されました
- SORACOM Flux に新たに、RTSP 対応カメラ画像取得アクション が追加されました。
- RTSP 対応カメラ画像取得アクションは、ネットワークカメラの標準的なプロトコル RTSP (Real Time Streaming Protocol) を使用して静止画を取得する機能です。以下の条件を満たすネットワークカメラから、簡単に静止画を取得できます。
- RTSP プロトコルに対応している。
- SORACOM Air または SORACOM Arc で SORACOM に接続されている。
- SORACOM Flux に RTSP 対応カメラ画像取得アクションが追加されました
- 09/11(木)
- aiwa tab AB10Lの価格を改定しました
- SORACOM IoT ストアにおける Android タブレット「aiwa tab AB10L」の価格を改定しました。それぞれ税込み価格です。
- aiwa tab AB10L
- 旧価格: 21,670 円 (1,000 円分の SORACOM プラットフォームクーポン含む)
- 新価格: 14,850 円 (1,000 円分の SORACOM プラットフォームクーポン含む)
- aiwa tab AB10Lの価格を改定しました
- 10/02(木)
- SORACOM Funk でレスポンスの HTTP ステータスコードを省略できる設定を追加しました
- SORACOM Funk の UDP エントリポイントと TCP エントリポイントに、新しい設定として [ステータスコードを省略] (skipStatusCode) を追加しました。この設定を有効化すると、Funk からデバイスへ返すレスポンスから HTTP ステータスコード と 半角スペース を除外できます。
- SORACOM Funk でレスポンスの HTTP ステータスコードを省略できる設定を追加しました
- 10/06(月)
- ソラカメのクラウドモーション検知”無制限”録画ライセンスに長期プラン (60 日、90 日) が追加されました
- Soracom Cloud Camera Services (略称: ソラカメ) のクラウドモーション検知”無制限”録画ライセンスに、新たに長期間の映像保存が可能な「60 日」「90 日」プランが追加されました。
- 従来の「7 日」「14 日」「30 日」プランよりも長期間の映像を保存できる新プランを選択することで、1 か月以上前に発生した問題に関する映像を確認できます。たとえば、工事現場や建設現場など、数か月にわたるプロジェクトの記録と管理で活用できます。
- ソラカメのクラウドモーション検知”無制限”録画ライセンスに長期プラン (60 日、90 日) が追加されました
- 10/07(火)
- ソラコム IoT テンプレート ギャラリーを公開しました
- SORACOM Flux アプリテンプレートを簡単に確認できる ソラコム IoT テンプレート ギャラリー を公開しました。
- ソラコム IoT テンプレート ギャラリー は、SORACOM Flux アプリテンプレートの一覧や各テンプレートの始め方を確認できます。SORACOM Flux アプリテンプレートは、あらかじめ用意されたテンプレートを利用することで、代表的なユースケースに最適化された自動化アプリケーションを簡単に作成できる機能です。
- テンプレートを選択すると Flux アプリの基本構成が複製され、最小限のパラメータ調整のみで Flux アプリをすぐに利用開始できます。また、作成された Flux アプリの設定をカスタマイズすることで、お客様の用途に合わせたアプリケーションを構築できます。
- ソラコム IoT テンプレート ギャラリーを公開しました
- 10/09(木)
- SORACOM ユーザーコンソールでオンデマンドリモートアクセス作成時の API を新 API に変更しました
- 2025 年 9 月 4 日に 事前のお知らせ を行っていたとおり、SORACOM ユーザーコンソールの SIM 管理画面で、SORACOM Napter のオンデマンドリモートアクセスを作成する際に呼び出す API を、PortMapping:createPortMapping API (旧 API) から PortMapping:createPortMappingForSim API (新 API) に変更しました。
- 対応が必要です
- 以下のいずれかに該当する場合、SAM ユーザーの権限設定で新 API に対する許可 / 禁止を追加してください。
- SAM ユーザーの権限設定で、旧 API (PortMapping:createPortMapping API) を対象に許可 / 禁止を設定している場合
- SAM ユーザーがオンデマンドリモートアクセスを作成できるかどうかを、IoT SIM 単位で制御する場合
- すでに新旧 API について権限 (許可 / 禁止) 設定済みの場合は、追加の対応は不要です。
- SORACOM ユーザーコンソールでオンデマンドリモートアクセス作成時の API を新 API に変更しました
Blog記事
- 09/10(水)
- 09/12(金)
- 09/25(木)
- 09/26(金)
- 09/29(月)
プレスリリース
- 09/09(火)
- 「SORACOM Flux」、RTSP対応カメラとの連携機能を提供
- 株式会社ソラコムは、IoTアプリケーションをローコードで開発できる「SORACOM Flux(ソラコム フラックス)」において、RTSP(Real-Time Streaming Protocol)対応のカメラとの連携機能を、2025年9月9日より提供開始します。
- 近年、IoTカメラは「現場を見える化するセンサー」として、現場での導入が急速に増加しています。従来からの監視・セキュリティ用途にとどまらず、製造ラインでの点検や品質管理、小売店舗での来客分析や店頭在庫管理、物流拠点での稼働状況把握などでは、リモートからの映像確認に加えて、AIと組み合わせた分析と通知といった先進的なユースケースも生まれています。
- SORACOM Fluxは、IoTシステムの自動化を目的とした「IoTオートメーター」として、センサーやカメラから得られるデータを入力として、通知システムや生成AIモデルによる分析を組み合わせアプリケーションを構築できるサービスです。プログラミング知識がなくても、ブラウザからの操作で設定できることから、現場主導のデジタル化を支援する仕組みとして活用が進んでいます。
- RTSPは世界的に広く利用されている映像伝送プロトコルであり、対応するカメラは監視・セキュリティから産業用途まで幅広い分野で普及しています。これまでSORACOM Fluxは、当社が提供するクラウド型カメラサービス「ソラカメ」と連携を進めてきましたが、RTSP対応により、市場に存在するカメラ資産を、SORACOM Fluxに統合し、活用できる環境が整いました。
- 本機能は、RTSP対応カメラをSORACOM IoT SIMを搭載した通信ゲートウェイに接続することで利用できます。SORACOM Fluxのタイマー機能を利用して必要なタイミングで静止画を取得する、AIで分析して状況を記録する、特定のイベント発生時に自動通知するといった業務の自動化を容易に実現できます。
- 「SORACOM Flux」、RTSP対応カメラとの連携機能を提供
- 09/10(水)
- SORACOMのビジネスパートナープログラムに、新たに6社の認定済パートナーが参画
- 株式会社ソラコムは、IoT活用を支援するソラコムのビジネスパートナープログラムである「SORACOMパートナースペース(以下、SPS)」にNCDC株式会社、エム・シー・エム・ジャパン株式会社、クラウドテレコム株式会社、株式会社ジェネタス、株式会社バトネクスト、丸紅情報システムズ株式会社の6社が、新たに認定済パートナーとして参画したことを発表します。
- oTプラットフォームSORACOMは、世界中の213の国と地域でつながるIoT向けデータ通信を軸に、IoTシステム構築に必要なサービスを提供しています。SORACOMのサービスにより、開発にかかる期間を短縮するだけではなく、大規模なIoTシステムを効率的に管理することが可能です。
- SPSは、デバイス、ネットワーク、セキュリティ、クラウド、アプリケーション、AIなどの専門領域に強みを持つ企業が参画するIoTビジネスパートナープログラムです。中でも認定済パートナーは、専門領域におけるIoT導入やSORACOM活用の実績と知見を持っています。IoTプロジェクトを推進する企業が外部パートナーとの協業を検討する際、SPSから最適なパートナーを探すことが可能です。
- SORACOMのビジネスパートナープログラムに、新たに6社の認定済パートナーが参画
- 09/29(月)
- ドルビックスコンサルティングとソラコムが協業、 AIとIoTの融合で企業の次世代ビジネス変革を支援
- 丸紅株式会社100%出資のDXコンサルティングファームであるドルビックスコンサルティング株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 CEO 菅 隆之、以下 DOLBIX)と株式会社ソラコムは、ビジネスコンサルティングに加えて、AIやIoTを統合的に活用した企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援での協業を2025年10月1日から開始します。
- これまでのDXは、レガシーシステムの刷新やクラウドへの移行、業務の効率化などが中心でした。しかし、複雑性を増し、変化のスピードが高まるビジネス環境において企業には、意思決定の精度や速度を高め、新たな価値やビジネスを迅速に創出する、さらなるDXが求められています。そのため、現実世界をリアルタイムにデータ化するIoTに加え、それを内外のデジタルデータと融合させ分析するAIの活用が不可欠です。
- DOLBIXは、丸紅グループの事業資産と幅広い顧客基盤を活用し、戦略的かつ実践的なビジネスコンサルティングを強みとしています。丸紅グループ内外の生成AIサービス開発、海外ベンチャー企業と連携したAIエージェントサービス開発、大手製造業向けのIoTによる工場操業の高度化など、AI・IoTを活用してクライアントの課題解決を数多く手掛けてきました。一方、ソラコムは、世界213の国と地域で利用できるAI/IoTプラットフォーム「SORACOM」を提供しています。クラウドネイティブな設計により、迅速かつ安全にIoTシステムを立ち上げられる点が特徴で、製造・エネルギー・小売などの幅広い産業で、IoTシステム構築・運用を支援してきました。また、生成AIを用いたIoTデータ分析機能や、IoTカメラの映像をAI分析し活用するためのクラウドサービス、業務支援のためのAIボットサービスも提供しています。
- 今回の協業では、両社の知見と強みを融合することで、企業のAI・IoT活用を後押しし、DXを次のステップへ進化させることを目指します。
- 丸紅グループとソラコムは、2025年5月にAI・IoT分野での包括的な戦略的協業を開始し、丸紅グループの事業資産や顧客基盤とソラコムの技術力を融合させたビジネス推進を検討してきました。さらに2025年8月には、丸紅ネットワークソリューションズ株式会社のMVNO事業を分社化し、新会社「株式会社ミソラコネクト」をソラコムのグループ会社として設立しました。今回の協業は、こうした取り組みを発展させるものです。
- ドルビックスコンサルティングとソラコムが協業、 AIとIoTの融合で企業の次世代ビジネス変革を支援
- 10/01(水)
- ソラコム、インオーガニック成長戦略を牽引する 戦略担当執行役員を任命
- 株式会社ソラコムは、インオーガニック成長戦略を加速させ、持続的な企業価値向上を実現するため、新執行役員を任命したことをお知らせします。
- ソラコムは、日本・東京に本社を構え、米国および英国にグループ拠点を展開しています。AI/IoTプラットフォーム「SORACOM」のグローバル展開に加え、企業とのビジネスアライアンスやM&Aを通じたインオーガニックな成長戦略を積極的に推進してきました。2024年10月には株式会社キャリオット、2025年8月には株式会社ミソラコネクトがグループに参画しています。
- これらの成長戦略を主導してきた山崎 紘彰が、このたび執行役員 VP of Strategyに就任し、今後さらに戦略的パートナーシップおよびM&Aをドライバーとして、持続的な成長の実現を牽引します。
- ソラコム、インオーガニック成長戦略を牽引する 戦略担当執行役員を任命
- 10/07(火)
- 「SORACOM Flux」、テンプレートギャラリーを公開
- 株式会社ソラコムは、IoTシステムの自動化を目的としたアプリケーションを構築できるサービス「SORACOM Flux(ソラコム フラックス)」において、コピーしてパラメーターを設定するだけでIoTの自動化アプリケーションを構築できる「アプリテンプレート」を集約したサイト「テンプレートギャラリー」を2025年10月7日より公開しました。
- SORACOM Fluxは、IoTシステムの自動化を目的とした「IoTオートメーター」として、センサーやカメラから得られるデータを入力として、通知システムや生成AIモデルによる分析を組み合わせアプリケーションを構築できるサービスです。プログラミング知識がなくても、ブラウザからの操作で設定できることから、現場主導のデジタル化を支援する仕組みとして活用が進んでいます。
- これまでSORACOM Fluxでは、アプリケーションを構成する各要素(イベントソース、条件、アクション、出力先など)をユーザー自身が設計する必要がありました。このたび新たに公開された「テンプレートギャラリー」では、代表的なユースケースに最適化されたテンプレートを選択するだけで、基本構成が複製され、ユーザーは最小限のパラメーター調整のみで自動化アプリケーションをすぐに利用開始できます。
- すでに8種類のテンプレートが公開されていますが、本日より新たに「RTSP対応カメラで人数検知して通知」と「GPSマルチユニットで位置情報を判定して通知」の2種類が追加されました。これらにより、IoTデバイスの導入現場における活用シナリオがさらに拡大します。
- 「SORACOM Flux」、テンプレートギャラリーを公開
- 10/10(金)
- テクノロジーエバンジェリストによる新番組 『ソラコム「Max」と学ぶAIとIoT』を公式チャンネルで公開
- 株式会社ソラコムは、テクノロジーエバンジェリストによる新しい音声コンテンツ『ソラコム「Max」と学ぶ AI と IoT』を、公式YouTube Musicのチャンネルにて公開したことをお知らせします。
- 本番組は、AIとIoTの”今”をテーマに、ソラコムのテクノロジーエバンジェリスト “Max”(松下享平)が、わかりやすく最新のトピックスを紹介するポッドキャスト形式のシリーズです。SORACOM公式ブログ(https://blog.soracom.com/ja-jp/)で取り上げた内容の音声解説を中心に、AI/IoTの最新動向や事例、ゲストとの対談など、幅広い内容をお届けします。
- 番組はすでに6本のエピソードを公開しており、今後も順次拡充予定です。IoT、AI、クラウドなど、技術の自己学習や知識アップデートにお役立てください。
- テクノロジーエバンジェリストによる新番組 『ソラコム「Max」と学ぶAIとIoT』を公式チャンネルで公開
スライド公開
- 10/04(土)
- 10年の共創が示す、これからの開発者と企業の関係 ~ Crossroad
- Technology Evangelist: max
今後のイベント
- 10/16(木), 17(金), 20(月)
- 10/22(水)
- 10/22(水)-24(金)
- 10/24(金)
- 10/25(土)
- 11/07(金)
- 11/12(水)
- 11/14(金)
- 11/15(土)
- 11/26(水)
他に「こんなことを書いてほしい」「読者からのお便りを紹介してほしい」などなどご要望やご質問、本ブログ記事の感想などございましたら、X のハッシュタグ #SORACOM で Tweet いただけると幸いです。#ほぼソラ でも大丈夫です!
それでは。また次回をお楽しみに!― ソラコム takuya @okeee0315
投稿 ドルビックスコンサルティングとソラコムが協業、SORACOM FluxがRTSP対応カメラと連携、他 ほぼ週刊ソラコム 09/06-10/10 は SORACOM公式ブログ に最初に表示されました。
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