SORACOM Fluxが新テンプレートギャラリーを公開、IoT自動化がさらに手軽に
ソラコムは10月7日、IoTシステムの自動化を目的とするサービス「SORACOM Flux」において、簡単にパラメーターを設定するだけでIoTの自動化アプリケーションを構築可能な「テンプレートギャラリー」を公開した。これにより、現場でのデジタル化が一層促進される。
SORACOM Fluxは、IoTデータを基に通知システムやAI分析を組み合わせたアプリケーションを、プログラミング知識なしでブラウザ操作のみで設定可能な「IoTオートメーター」だ。今回のテンプレートギャラリー公開により、ユーザーは基本構成が複製された8種類のテンプレートから選択し、必要なパラメーターを調整するだけで、迅速に自動化アプリを利用開始できるという。
新たに公開されたテンプレートには、「RTSP対応カメラで人数検知して通知」と「GPSマルチユニットで位置情報を判定して通知」の2種類が追加されている。「RTSP対応カメラで人数検知して通知」のテンプレートは、カメラで取得した静止画を分析し、発見した人物や物体をメールで通知するシステムを構築する。「GPSマルチユニットで位置情報を判定して通知」は、位置情報を基にした座標変換やエリア内外の判定を行い、Googleチャットへ結果を通知する。
SORACOM Fluxは、主要なAIサービスを利用可能で、最新動向を取り入れつつ、ユーザーからのフィードバックに基づいて機能をアップデートし、さらなる現場のデジタル化と自動化を推進していく。

