このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

「docomo business SIGN/RINK」で不正通信の検知機能を提供

IoT構築のハードルを下げる NTTドコビジが“セキュリティ標準搭載”の新NaaS

2025年09月29日 08時00分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

“事業の加速”や“コスト最適化”、“セキュリティガバナンス”の課題を解決

 ここまで紹介したdocomo business SIGNとdocomo business RINKは、冒頭で示したような「オンデマンド」「サブスクリプション型」「統合的なICT機能」というNaaSの特徴を備えている。

 WebポータルやAPIで申し込みや設定が完結して、帯域変更やサービスの開始・廃止などがオンデマンドですぐに反映される。また、サブスクリプションによって過剰・過少な投資を抑え、コストと機能を最適化できる。docomo business RINKでは、各種機能が「1分単位」で利用可能だ。

 そして、ネットワークやセキュリティ、IoT、クラウドといった統合的なICT機能が一元的に提供され、個別機能の調達が不要になる。これらの機能は、NTTドコモビジネスが、長年培ってきた多様な技術と実績をもとに提供される。

 「こうしたNaaSの3つの特徴によって、“事業展開の加速”や“ICTコストの最適化”、“セキュリティガバナンスの強化”といった経営課題の解決に貢献する」(藤嶋氏)

NaaSによるビジネス貢献

 NTTドコモビジネスでは、売上目標として、docomo business SIGNではサービス開始から5年累計で500億円、docomo business RINKは5年間累計で1500億円という数字を挙げている。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

ピックアップ