AI活用・大企業導入が進む日本市場、“AIミーティングノート”は異例の反応
Notion 3.0では、Notion AIエージェントに加えて、データベースの行ごとの権限管理ができる「Row level permissions」や、AIエージェントやエンタープライズサーチの外部参照先を増やすAIコネクターについてもSalesforceやBoxなどを追加、データベースのパフォーマンスも3倍以上向上させている。
Notionは、ここまで順調に成長を続けており、シドニーに新オフィスを開設し、シンガポールやロンドン、パリ、ミュンヘンも続く予定だ。日本市場は米国に次ぐ成長市場であり、引き続き同社の成長をけん引していく。日本のユーザーは、Notion AIの活用も積極的であり、特に議事録AIである「AIミーティングノート」は、日本語と英語の総利用量が同じボリュームと「驚きの受け入れられ方」だという。
ユーザー企業に関しては、AIネイティブ企業であるOpenAIやCursorがNotionを導入している。「『SaaS is Dead』と言われていたが、AIネイティブ企業がNotionをインフラとして利用しているのは、自信につながっている」と西氏。日本市場では、SmartHRやIVRy、ユーザベースといったスタートアップやテック企業のみならず、大企業での利用も進展しており、それに伴う各種サポートも順調に採用されているという。


