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ファーウェイ通信 第250回

登山アプリで作成したルートをスマートウォッチで活用する方法を詳しく解説!

【徹底解説】登山の楽しさ大幅UP! ファーウェイ製スマートウォッチのルートナビ機能使いこなし術

2025年09月24日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

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ファーウェイのスマートウォッチで
ルートナビ機能を使うための準備の手順を詳しく紹介!

 HUAWEI WATCH FIT 4 Proでルートナビ機能を使うための準備ですが、まずは人気の登山アプリ/サービスで、登山ルート(登山計画)の作成をします。登山愛好者の方なら、いずれかのサービスを使っておられる方が多いのではないでしょうか。

 代表的な登山アプリとしては「YAMAP」や「ヤマレコ」「ヤマタイム(山と渓谷オンライン)」などがありますが、いずれもユーザーが作成したルートのデータを、最終的に「GPXデータ」と呼ばれるファイルにしてくれる機能があるので、あとはそのファイルをファーウェイのスマートウォッチで読み込んで利用するというわけです。

YAMAPのiOSアプリを例に実践してみる Androidでも基本は同じ

 登山計画の基本的な作成手順ですが、まずはYAMAPのiOSアプリを例に見ていきましょう。アプリを起動したら画面下部の「のぼる」タブをタップします。続いて、画面上部の「登山計画」タブをタップし、「登山計画を作成」ボタンをタップ。目的地周辺の地図を検索して(または、表示された候補の中から探して)選択し、ルートの入力画面に進みます。

スマートウォッチ

まずは登山愛好者にはおなじみのYAMAPで試します!

 ルート入力画面では、まずスタートしたい地点のランドマークをタップし「スタート地点に設定」ボタンをタップ。続いて、次に行きたいランドマークか赤く表示されているルートをタップし「行程に追加」をタップ。これを繰り返して、ゴール地点までの行程を追加し終えたら、「保存して終了」ボタンをタップします。

スマートウォッチ

エリアを選択して、スタート地点を選択。他のユーザーが作成したルートも利用できます

スマートウォッチ

行程を追加していきます

 その後、登山計画のタイトルやメモ、入山予定日や日数、予定人数のほか、氏名や住所、電話番号、加入保険や山岳団体など自分自身の情報を入力すれば、登山計画の作成は完了です。

スマートウォッチ

ルートが作成できたら保存して終了です

 次に、作成した登山計画のGPXデータを自分のスマホにダウンロードします。このGPXデータには、スタート/ゴール地点や分岐地点などの位置情報(緯度・経度など)や移動の経路情報などが記録されていて、このデータをスマートウォッチに取り込むことで、ルートナビ機能が利用できるようになります。

スマートウォッチ

続いては作成したルートをGPXデータに変換して、iPhoneに保存します。保存した場所は記憶しておきましょう

 YAMAPで作成した登山計画のGPXデータをiPhoneにダウンロードするには、登山計画の詳細画面の中にある「GPXデータ」の「エクスポート」ボタンをタップ(※)。メニューに「HUAWEI Health」が表示される場合はこれを選べばすぐに読み込めますし、もしくは「“ファイル”に保存」を選択し、「このiPhone内」などのフォルダを指定して、画面右上の「保存」をタップしてもOKです。

※GPXデータのエクスポートは、YAMAPのプレミアム会員限定の機能です。

 Androidスマホのユーザーの場合も、基本は同様の操作です。登山計画の詳細画面の中にある「GPXデータ」の「エクスポート」ボタンをタップし、「ダウンロード」などのフォルダを指定して保存すれば完了。iPhoneでもAndroidスマホでも、ダウンロードした場所を覚えてさえいれば、自分の好きなフォルダで大丈夫です。

スマートウォッチ

Androidスマホでも基本は同じ。GPXデータをダウンロードした場所を覚えておきましょう

「ヤマタイム」や「ヤマレコ」も手順はほぼ同じ
GPXデータをダウンロードした場所を覚えておく

 一方の「ヤマタイム」は専用アプリではなく、ウェブブラウザーでサービスにアクセスします。登山計画を作成(手順はYAMAPと基本同じ)したら、その詳細画面の中にある「コース」タブからGPXデータをダウンロードできます。使用するブラウザーによって操作手順に多少の違いがありますが、ダウンロードした場所を覚えておきましょう。

スマートウォッチ

ヤマタイムやヤマレコでも基本的な操作は同じです。ルート作成後、GPXデータとして出力してスマホにダウンロードします

 人気サービスの「ヤマレコ」についても、ここまでの手順はほぼ同じです。専用アプリから、登山ルート(ヤマレコでは「山行計画」と表記)を作成・保存。「マイページ」の「山行計画」から詳細画面を開いて「この地図とルートをダウンロード」ボタンをタップすれば、GPXデータをスマホにダウンロードできます。

用意したGPXデータをスマホアプリで読み込めば準備完了!

 GPXデータをダウンロードしたら、次はスマホ用アプリ「HUAWEI Health」の出番です。これは、ファーウェイのスマートウォッチを利用する際に必要となるアプリで、iOS用とAndroid用の両方が用意されています。

スマートウォッチ

HUAWEI Healthはファーウェイのスマートウォッチとスマホを連携するために必要なアプリです。iOSとAndroidの両方に対応しています

 HUAWEI Healthでの準備では、まずはオフラインマップのダウンロードしておきます。

 アプリを起動して画面下部の「デバイス」タブを選び、デバイスの一覧から自分が使っているスマートウォッチを選択。画面をスクロールして「オフラインマップ」をタップし、画面上部の「地域」を選択。「日本」で検索して、登山目的地となる都道府県の地図の「ダウンロード」ボタンをタップすれば完了です。

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まずはマップデータのダウンロード。左画面の一番下にある「自分」をタップ。その中にある「オフラインマップ」に進んで、行く予定がある都道府県のマップデータをスマートウォッチに転送します

 次に、GPXデータをHUAWEI Healthアプリで読み込みます。画面下部の「自分」タブを選び、画面をスクロールして「マイルート」をタップ。画面下部にある「ルートをインポート」ボタンをタップして、あらかじめダウンロードしてあるGPXデータをマイルートに保存すればOKです。

スマートウォッチ

続いては作成したルートのGPXデータをHUAWEI Healthに読み込みます

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「自分」をタップして、「マイルート」に進み、先ほどダウンロードしたGPXデータを読み込みます

スマートウォッチ

こちらはAndroidスマホでの例。基本的にはiOSと同じ操作です

 最後に、読み込んだルートをHUAWEI WATCH FIT 4 Proに転送します。マイルートの一覧にあるルート(GPXデータ)をタップし、画面下部の「ウェアラブルに転送」ボタンをタップすれば、準備は完了。

 あとは山に出かけるだけです! ここまでの手順は、iPhoneでもAndroidスマホでもほぼ同じで、GPXデータの保存先をしっかり覚えておけば、操作に迷うことはほとんどないはずです。

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