ソラコム、「SORACOM Flux」にRTSP対応カメラ連携機能を追加
ソラコム、RTSP対応カメラ連携を可能にした「SORACOM Flux」を提供開始
ソラコムは9月9日、IoTアプリケーション開発を革新するツール「SORACOM Flux」において、RTSP対応カメラとの連携機能を新たに追加し、提供を開始すると発表した。
RTSPカメラ統合で広がるIoT活用シーン
今回のアップデートにより、国際的に利用されている映像プロトコル RTSP(Real-Time Streaming Protocol) に対応したカメラをSORACOM Fluxに簡単に統合できるようになる。これにより、製造現場や物流拠点、品質管理など、幅広い業務シーンでの利用拡大が期待される。
SORACOM Fluxは、プログラミング不要でブラウザ操作だけで設定可能なIoTオートメーションツール。カメラやセンサーから取得したデータをリアルタイムで分析し、イベント検知や自動通知などを実現する。これにより、従来の監視用途を超えて、AIと組み合わせた高度な分析や業務効率化を可能にする。
既存資産を活かすSORACOMの強み
RTSP対応カメラはすでに多くの現場で活用されており、SORACOM IoT SIMを利用することで、既存のカメラ資産をそのままSORACOM Fluxに統合できるのも大きな利点だ。追加の開発コストをかけずに、既存システムを高度なIoTプラットフォームに進化させることができる。
生成AIとの連携で進化するSORACOM Flux
ソラコムは、顧客からのフィードバックや生成AIの活用動向を踏まえ、SORACOM Fluxを継続的にアップデートしていく方針を示している。今後は主要なAIサービスとの連携もさらに強化され、ビジネスのデジタル化を推進する中核ツールとして期待されている。

