Core Ultra 7 255HXを採用するLEVEL-15FR172-U7-TKPXをレビュー
「能ある鷹は……」を地で行く、フルHD・高画質で遊べるRTX 5070 Laptop搭載ゲーミングPCがこちら
2025年10月24日 10時00分更新
使用シーンに合わせて3つの動作モードを切り替え
LEVEL-15FR172-U7-TKPXは付属の設定アプリ「Control Center 3.0」を用いて、以下の3つの動作モードを切り替えられる。
・パフォーマンス:制限なしのフルパワーモード
・エンターテイメント :CPU、GPUの電力制限を少し行うバランス型
・静音:CPUの電力を制限し、ファン回転数も抑えて静音化
なお、後述の検証パートでは最大性能を知るために「パフォーマンス」モードを用いて検証を進めている。
静音モードではRTX 5070 LaptopとCPU内蔵GPUのどちらを利用するかを明示的に選択できる。RTX 5070 Laptopを選ぶとかなり性能を保ったまま静音化できるが、熱も結構もってしまうので適宜使い分けたい
そのほか、Control Center 3.0では先述したキーボードLEDの設定や、キーボードマクロ設定、バッテリー充電オプションが変更できる。
定番ベンチマークから驚きのCPU性能が判明
ゲーム系の検証を行なう前に、定番のベンチマークをいくつか駆け足で見ていこう。まずはCPU性能をCGレンダリングで測る「CINEBENCH 2024」から。
結果はMulti Coreテストが1646pts、Single Coreテストが129pts。Multi Coreテストのスコアーは16コア/24スレッドCPU「Core i7-13700K」(約1620pts)を凌駕した。Single Coreテストも20コア/28スレッドCPUの「Core i7-14700K」(約125pts)を超えるものとなった。旧世代ではあるものの、ともにデスクトップPC向けのK付きアッパーミドルCPU以上の成績で驚いた次第だ。
これだけのCPU性能があれば、ゲーミング以外の用途でも存分に活躍してくれることだろう。続いては、定番の3Dグラフィックスベンチマーク「3DMark」(Ver.2.32.8426)をチェックしよう。
フルHDベンチマークの「Fire Strike」のスコアーはよく伸びており、WQHDベンチマークの「Time Spy」も良好だ。フルHDゲーミングなら高画質設定で遊べる実力を感じる。
「CrystalDiskMark 8.0.4」でストレージの転送速度も計測してみた。
結果はシーケンシャルリードは6117MB/s、シーケンシャルライトは5324MB/s。PCI Express 4.0接続のM.2 SSDに見合う速度だ。これならゲームのインストールや起動などもスムーズにこなせるので、快適なゲーミングライフが送れそうだ。


















































