営業ナレッジを全社に共有。属人化からの脱却
Zoom Revenue Acceleratorの導入によって、同社の営業現場は大きな変化を迎えました。
これまで、担当者と顧客との会話は“その場かぎり”のもので、何が良かったのか、どこに課題があったのかを振り返るのは、担当者本人の感覚に頼るしかありませんでした。特に、トップ営業の巧みな立ち回りや言い回しは、言語化や再現が難しく、組織として共有することが難しい領域でした。
しかし今では、商談の音声や進行状況を可視化できるようになり、エース社員の商談を録画・記録して、チーム内で共有する仕組みが整備されています。
“あの先輩”がどうやって顧客の本音を引き出しているのか、同僚や部下は、感覚ではなくデータで把握できるようになったのです。
その成果は、新人や若手社員の育成にもはっきりと現れています。経験が浅くても、実際の商談から学べる機会が増えたことで、スキルの習得スピードが確実に上がっているそうです。属人化していた営業スキルは、いま確実に同社の“組織の力”へと変わりつつあります。
「各営業担当者の商談の傾向や課題がデータで把握できるようになり、マネジメント側もより適切な指導が行えるようになりました。営業組織としての力が確実に強まっています」(武蔵コーポレーション 木原大樹氏)
営業の再現性と成長基盤を支える仕組みへ
導入以降、商談品質の向上と業務効率化が進んだことで、同社は4期連続での増収を実現。
Zoom Revenue Acceleratorによる商談データの蓄積と分析体制は、再現性のある営業活動の確立に、大きく貢献しています。
現在は、商談記録をCRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)と連携させる取り組みも構想中。顧客との会話内容を構造化データとして蓄積・活用することで、より緻密で高度化されたタスク管理や、将来的には営業アクションの自動化をも見据えているといいます。
「Zoomで蓄積された会話データを、より高度に活用できる体制を整えていきたいと考えています。営業プロセスの精度をさらに高め、成長に直結する組織づくりを目指します」(武蔵コーポレーション 木原大樹氏)
不動産業界においても、営業活動の効率化やナレッジの共有は、今後の競争力を左右する重要な鍵となります。武蔵コーポレーションの取り組みは、属人化から脱却し、再現性ある営業体制を実現することで、業界の未来を切り開く先進事例のひとつといえるでしょう。
現場の“肌感覚”とテクノロジーを結びつけた先に、不動産営業の新たなスタンダードが見え始めています。
武蔵コーポレーション株式会社、Zoom導入の効果:Zoomの高品質な通信環境と通話・商談データの可視化によって、営業スキルの属人化を脱却。商談内容を共有・分析する体制を構築し、営業効率と成果の向上を実現した。
会社名:武蔵コーポレーション株式会社
設立:平成17年12月9日
本社所在地:埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5-21F
業界:不動産業
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