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ファーウェイ通信 第247回

ファーウェイのイヤホンなら、両方ラインアップ!

実はファンが多いインナーイヤー型イヤホンって何!? カナル型とどこが違う? ワイヤレスイヤホンの選び方

2025年07月29日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

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イヤホン

完全ワイヤレスイヤホンの2大勢力「インナーイヤー型」と「カナル型」。最近はカナル型が主流ですが、それぞれメリットや得意とする領域が違います

根強いファンが多い「インナーイヤー型」イヤホン
「カナル型」との違いやそれぞれのメリット、得意とする部分はどこ?

 完全ワイヤレスイヤホンの普及が進み、すっかりおなじみのアイテムとなっています。ただ、家電量販点の店頭やECサイトには、価格帯や搭載機能、デザインなどが異なる製品が多数並んでいて、「どれを選んだらいいのかわからない」という人もいるのではないでしょうか。

イヤホン

インナーイヤー型は開放型とも呼ばれるタイプのイヤホンです

 そこで今回は、特に「インナーイヤー型(開放型)」と「カナル型」という“形状”に着目して、自分に合った製品の選び方を紹介します。

 このインナーイヤー型とカナル型、それぞれに得意とする点、メリットとなる部分が異なるため、自分の用途にマッチする製品を選びたいところです(最終的には好みの部分も大きいのですが)。

インナーイヤー型イヤホンは昔からよくあるイヤホン
周囲の音がある程度入るが、密閉感が少なく疲れにくい

 インナーイヤー型はあえて単純にわかりやすく言えば、昔ながらのイヤホンのタイプです。スマートフォンの付属品などでもよく見られるタイプですね。

 耳穴に入れるように差し込む部分がなく、耳穴の入口付近に引っかけるようにして装着します。「開放型」という呼び名もあることからわかるように、着けていても密閉感・圧迫感は少なく、長時間使っていても疲れにくいのが最大のメリットです。

イヤホン

インナーイヤー型は耳に引っかけるように装着します。周囲の音はある程度入ってきます。落ちやすいという意見もありますが、これは製品間での違いも生じます

 また、装着中でも周囲の音はある程度は聞こえるため、周りの人からの声かけや来客のチャイムなどに反応できるのも利点です。仕事中に使っても相手を無視して、問題になったりもなりにくいでしょう(仕事中にイヤホンを使っていてもいい環境が前提ですが)。

 ただ、それはそのままデメリットになり、周囲のノイズや話し声などが耳に入りやすいのもまた確かです。密閉性がそれほど高くないので、静かな場所で使う場合は音漏れに若干注意する必要も生じます。

カナル型は最近の主流で耳の穴に差し込んで装着するタイプ
音楽や動画に没頭するのに適している ノイキャンも効きやすい

 一方のカナル型ですが、シリコン製の「イヤーピース」と呼ばれる部分を耳栓のように耳穴に差し込んで装着します。この装着スタイルによって遮音性が高くなり、音楽や映像などに没頭できるのが最大のメリットと言えます。

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カナル型はシリコンのイヤーピースが付いているのが一般的で、耳の穴にしっかりと押し込みます

 密閉性が高く、イヤホンのノイズキャンセリング機能の効果が発揮されやすいのもメリットして挙げられます。その一方で、密閉感・圧迫感があり、長時間の使用では疲れを感じやすいのも確か。人によっては「カナル型は苦手」という意見を持つ人もいます。

 カナル型は音楽や映像を楽しむときだけでなく、ビデオ会議やスマートフォンでの通話などでももちろん使えますが、自分の声がやや異和感ある聞こえ方がするという意見もあります。また外で使うと、周りの音が聞きにくいという要素もあります。

イヤホン

しっかりと密着することで周囲の音が入り込みにくいので、音楽の世界に入り込めます

 特長が大きく異なる2タイプなので、好みで選ぶことはもちろん、「使い分け」というのも1つのアイデアかもしれません。ただ、イヤホンをテレワークやビデオ会議と幅広い用途で使う人はインナーイヤー型がマッチする可能性は高いと言えます。特に最近はカナル型が主流になってきているので、これまでインナーイヤー型を使ったことがないという人も、一度試してみてはいかがでしょうか。

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