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チューニングやインシデント対応も“おまかせ”できる「ESET PROTECT MDR Lite」

MDRの運用・コスト負荷をとことん“軽く”! 中小企業でも導入しやすい製品はこれ

文●大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

提供: キヤノンマーケティングジャパン

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企業側の運用負荷とコスト負担をとことん“軽く”、Liteならではの特長

 さらに、Liteならではの特長として、導入時や運用時における企業担当者の業務負担を軽減する仕組みが取られている。

 まず導入時には、ESETが提供するLite契約顧客向けの最適なチューニング設定が適用される。一般的なMDRでは、一定の期間をかけてチューニングやカスタマイズ(検知・除外ルールの調整)の作業を行う必要があるが、Liteはそれが不要であり、すぐにMDRの運用を開始できるメリットがある。

 また運用中にインシデントが発生した場合、感染したエンドポイントのネットワーク遮断など、自動化された初動対応が迅速に(最短20分で)実施される。ユーザー担当による対応は基本的に必要なく、“おまかせ”できるのだ。

Liteでは、インシデント発生時の対応までも自動化して、運用負荷がかからない仕組みを実現している

 このように、Liteでは提供するサービスを自動化したことで、コストの負荷軽減も実現している。

 まず、Liteは「最小50ライセンス」から導入が可能だ(Ultimateは100ライセンスから)。そのため、従業員数(エンドポイント数)の少ない中小企業であっても導入しやすい。ちなみにライセンス数に上限はなく、数千ライセンス規模での導入も可能だ。

 また、Liteの1ライセンスあたりの希望小売価格(税抜)は、年額で1万2280円となっている(50~75ライセンス購入時。ライセンス数が増えればボリュームディスカウントがある)。エンドポイント1台あたり“月額1000円程度”で、EPPとXDR、運用監視サービスがまとめて導入できると考えると、中堅・中小企業でも十分に導入が可能なMDRサービスと言えるのではないだろうか。

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 ここまで説明してきたように、ESET PROTECT MDR Liteは、EDR/XDRの導入における運用監視の負担をマネージドサービスで軽減し、さらにMDRの運用負担やコスト負担も軽減してくれる新しいサービスだ。

 その特長から、これまでMDRの導入が難しかった中堅・中小企業には最適なMDRサービスと言えるだろう。さらに大企業であっても、運用監視負担やコストを極力減らしたいならばおすすめできるサービスだ。キヤノンMJによると、かなり大規模な導入でも、UltimateではなくLiteを選択するユーザーもあるという。

 サプライチェーン攻撃を見ても分かるとおり、社会をサイバー攻撃から守るためには、漏れのないセキュリティ対策をあらゆる規模の企業や組織にまで広げていくことが大切だ。ESET PROTECT MDR Lite(そしてUltimate)は、そうしたセキュリティ環境を実現していくうえで良い選択肢になるはずだ。

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