ABEJAとの共同開発、AI協働のチームワークマネジメントの実現に向け

ヌーラボが“タスク管理支援”の生成AI機能を開発 2025年秋の実装目指す

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

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 ヌーラボは、2025年6月19日、AIプラットフォームを提供するABEJAと共同で、生成AIを活用した「タスク管理支援機能」の開発を開始したことを発表した。2025年秋の実装を予定しており、プロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」での活用を視野に入れる。

 これまでヌーラボは、Backlogを通じて、チーム運営におけるタスク管理や情報共有を支援してきた。一方、チーム内で交わされた議論や決定事項を、実行に移すまでのプロセスには、いまだ曖昧な部分が存在しているという。

 そこで、生成AI・LLMの実装に強みを持つABEJAと連携し、チーム運用の各段階における課題を解消するAI機能の開発に着手する。具体的には、会議内容の要約やタスクの抽出・登録、進捗状況の検知・アラートなど、プロジェクトの各タスクをAIが補完する「バックログスイーパー(プロジェクトを円滑に進行させる役割)」を担う機能の開発を目指す。

 また、ヌーラボは、Backlogの20周年特設サイトにて、AIとの協働で進化する“次世代のチームワークマネジメント”の展望を紹介している。これを実現するための取り組みとして、ABEJAとの共同開発に加え、チームワークを支援する生成AI機能の検討や、BacklogとAIエージェントとの懸け橋となるMCPサーバーの公開について触れている。

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