文句なしのプレイ環境の完成だ
Ryzen 7 9800X3DとGeForce RTX 5070ビデオカードの「TUF Gaming GeForce RTX 5070 12GB GDDR7 OC Edition」をベースに組んだTUF Gaming PCに、4K QD-OLEDパネル採用ディスプレー「ROG Swift OLED PG27UCDM」などで整えたモンハンワイルズの超贅沢プレイ環境で、実際にプレイしてみた。
グラフィック設定は公式ベンチマーク同様に、VRAM 12GBのGeForce RTX 5070に合わせて「テクスチャ品質」を「高」に下げている。さらに解像度2560×1440ドット(WQHD)と3840×2160ドット(4K)でスムーズなゲームプレイを実現するため、「アップスケーリングモード」を「バランス」、「フレーム生成」を「オン」に設定した。
グラフィック品質はアップスケーリングを使っているのもありダウンするが、それでも魅了される美しさの4K QD-OLEDディスプレーでのプレイは感動ものだ。4Kでもプレイを妨げるカクつきはなく、討伐に10分以上かかった大型モンスターの狩猟も問題なくプレイできた。当然、解像度をWQHDに下げると、フレームレートにさらに余裕ができ、よりスムーズに狩猟を楽しめた。
グラフィック負荷はフィールドなどで異なるので一例になるが、フレームレートを測ってみた。水が豊かな森林フィールドの「緋の森」を「セクレト」に騎乗して、一定ルート移動した際のフレームレートを「CapFrameX」で記録し、avgとmin(1% Low avg)を抽出、まとめたのが以下になる。
3840×2160ドットでもavgは60fpsを超えている。さすがにmin(1% Low avg)は60fpsを下回っているが、前述のように、プレイ中に大きなカクつきは感じなかった。実際のプレイでも感じたが、GeForce RTX 5070ビデオカードは、余裕で60fpsを超える2560×1440ドットでのプレイがベストではある。フィールドやクエストなどで、解像度を変更するのも手だろう。
激冷え、静かなTUF Gaming PC
快適なゲームプレイ環境に欠かせない要素となる静音性も文句なしだった。TUF Gaming PCのラジエーターファンとケースファンを静音指向の低速回転にカスタマイズしているのもあるが、「TUF Gaming GeForce RTX 5070 12GB GDDR7 OC Edition」のVGAクーラーが激冷え、静かなのもポイントだ。
2時間ほどモンハンワイルズをプレイした際をモニタリングソフトウェアの「HWiNFO64 Pro」で記録し、プレイ後半30分の推移を確認すると、GPUの温度は47~50度台に収まり、高発熱なVRAMの温度も60度前後と激冷えとなっていた。そのうえ、3基のVGAクーラーファンは最低回転率の30%弱(回転数700rpm前後)で動作していた。当然、ゲームプレイ中に動作音が気になることはなく、その騒音値(PCから40cmの位置)は、36.3dBAだった。ヘッドセットを使わずとも、ゲームの世界観に没入できる静かさだ。
映えるTUF Gaming PCで狩猟を楽しもう
4Kでモンハンワイルズを楽しむことができ、映えるゲーミングPCとなったTUF Gaming PC。レシピのパーツ総額は、45万円台となかなか強烈になっているが、そのゲーミングパフォーマンス、冷却性、静音性は文句なしのデキだろう。
モンハンワイルズのプレイスタイルをフルHDターゲットにして、”映え”はそのままにCPU、ビデオカード、マザーボードのランクを下げ、価格を抑えることも可能だ。予算やゲームのプレイスタイルに合わせて、TUF Gamingブランドでコーディネートした本レシピをベースに、カスタマイズしてPC自作を楽しもう。





