高リフレッシュレート駆動での滑らか映像で狩猟を楽しめる
組み上げたTUF Gaming PCで、モンスターハンターワイルズの公式ベンチマークを実行して、その実力を確認してみた。グラフィック設定は、プリセットの「ウルトラ」をベースに、「テクスチャ品質」はVRAM12GBのGeForce RTX 5070に合わせて「高」に設定している。
そのほか、「レイトレーシング」(DXR)は「高」に固定し、「アップスケーリングモード」(品質)は、表示解像度そのままの「DLAA」ならびに「バランス」(表示解像度の58%でレンダリング)、「フレーム生成」は「オン」と「オフ」で試している。解像度は1920×1080ドット(フルHD)、2560×1440ドット(WQHD)、3840×2160ドット(4K)の3種類で実行した。
解像度ごとに、4つのパターンでベンチマークを実行し、平均フレームレートをまとめたのが以下になる。解像度1920×1080ドットなら、画質が低下しないDLAAでも80fps台で、フレーム生成(FG)を効かせることで、144fpsまで伸ばせる。2560×1440ドットならびに、3840×2160ドットでの狩猟がメインターゲットだが、フルHDゲーミングディスプレーを使っている人は、ネイティブ解像度でキャラがヌルッと動く高リフレッシュレートで狩猟するのもありだろう。
続けて解像度2560×1440ドットでベンチマークを実行すると、さすがにネイティブ解像度のDLAAでのプレイは、ギリギリ60fps台を記録した2560×1440ドットがボーダーラインになる。もう少しフレームレートに余裕が欲しい実ゲームでは、DLAA+フレーム生成か、レンダリング解像度を下げるバランス品質でのプレイが現実的だろう。
解像度3840×2160ドットでも60fps台を出しているが、バランス品質、フレーム生成オンにしないと実プレイは厳しいかもしれない。
超贅沢なプレイ環境で狩猟を満喫してみた
公式ベンチマークで快適なプレイを狙えるパフォーマンスを示したTUF Gaming PC。ゲームプレイスタイルの基礎要素となるディスプレーと、モンハンワイルズの快適なプレイに欠かせないゲーミングデバイスを超贅沢に選ばせてもらった。それではTUF Gaming PCで狩猟スタートだ。
ディスプレーには、価格は18万円台に達するが、4Kゲーミングディスプレーとしては間違いなく最高峰と言える4K量子ドット有機パネルを採用するASUS「ROG Swift OLED PG27UCDM」を組み合わせた。
2025年に発売された最新ディスプレーで、パネルサイズは26.5型と4Kとしては好みがわかれるところだが、感動ものの美しい画質を堪能できる4K QD-OLEDに、最大リフレッシュレート240Hz、応答速度0.03msで、魅了されること確実なゲーミング体験ができる。
長く使えるとは言え、さすがにディスプレーに18万円台をポンと出すのは厳しいところ。そんな人には27型Fast IPSパネルで、4K・160Hz駆動とフルHD・320Hz駆動の2つの解像度とリフレッシュレートをサポートしているASUS「ROG Strix XG27UCG」や、解像度2560×1440ドット、160Hz駆動で4万円台となっているASUS「TUF Gaming VG27AQL3A」が狙い目だ。
「TUF Gaming VG27AQL3A」(4万2000円前後)は、4Kに次いで高精細な画質でゲームを楽しめるWQHDゲーミングディスプレーになる。GeForce RTX 5070で、十分狙っていける解像度なので狙い目だ
プレイ感に直結するゲームパッドにASUS「ROG Raikiri Pro」、ヘッドセットにASUS「ROG Delta II」を選んだ。ともにワイヤレス対応なので、ケーブルレスで狩猟を満喫できる。
















