快適なゲーミングに欠かせないビデオカードの深刻な枯渇状態が続いていたが、改善の兆しをみせている。ASUS「TUF Gaming」などといった、自分の欲しいブランドのビデオカードが購入できるようになりつつある。
AMD Ryzen 7 9800X3Dなどのゲーム特化CPUの在庫を店頭でみかけることも増え、次世代パーツを使ったゲーミングPCを組むのに悪くないタイミングと言える。実際、パーツショップでは自作PCパーツの一式購入を相談する人が多く、組んだPCで遊びたいゲームタイトルのなかには、発売1ヵ月経った今も「モンスターハンターワイルズ」(以下、モンハンワイルズ)をあげる人が多い。
そんな「モンスターハンターワイルズ」に没頭するために、2560×1440ドット(WQHD)ならびに3840×2160ドット(4K)ゲーミングをターゲットにPCを組んでみた。せっかくなので、LEDライティングが映えるブラックカラーデザインのモデルが多い定番人気ブランドのASUS「TUF Gaming」に属するパーツでコーディネートした。
パーツは、今ゲーミングPCを組むときの第一候補にあげたいRyzen 7 9800X3Dに、ビデオカードにはGeForce RTX 5070を搭載する「TUF Gaming GeForce RTX 5070 12GB GDDR7 OC Edition」をベースにチョイスした。
ビデオカードの「TUF Gaming GeForce RTX 5070 12GB GDDR7 OC Edition」は、GeForce RTX 5000シリーズとしてはアッパーミドルクラスで、これからのゲームプレイのキーパーソンとなる「NVIDIA DLSS 4」に対応している。1フレームに対して最大3フレームの生成を可能にする「NVIDIA DLSS 4 MFG(Multi Frame Resolution)」に対応するゲームタイトルでは、GeForce RTX 5070でも、前世代最上位のRTX 4090に迫るパフォーマンスを発揮するのがポイントだ。












