企業の拠点運用を革新! フォーティネットのセキュアSDブランチと5Gで生産性向上へ

文●フォーティネットジャパン 編集●ASCII

提供: フォーティネットジャパン

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本記事はフォーティネットジャパンが提供する「FORTINETブログ」に掲載された「セキュアSDブランチと5Gを利用して、サイバーセキュリティの未来の形を構築」を再編集したものです。

 5Gの登場により、ブランチ接続の状況が一変しました。5Gは、超高速度、低遅延を備え、多数同時接続機能をサポートしているため、分散ネットワークを持つ組織は、オペレーションの迅速化、コラボレーションの強化、生産性の向上が可能になり、大きく流れを変える存在となっています。一方で、組織で5Gを導入することで、企業が5Gネットワークの保護および管理に、大きな課題を抱えることになっています。

 例えば、MPLSやブロードバンドなどの従来の接続ソリューションでは、デプロイメントにかかる時間が長い、拡張性が限定的、頻繁な機能停止などが障害となっています。これらの制限がより顕著に現れるのは支店 / 拠点であり、IoTデバイスやクラウドベースのアプリケーションの利用を拡大すると、ユーザーエクスペリエンスに影響を与えたり、サーバー攻撃者が悪用する攻撃対象領域の拡大を招きます。また、今日のサイバー攻撃は、DDoSキャンペーンからAPT攻撃(Advanced Persistent Threat:高度で持続的な標的型攻撃)に至るまで巧妙化しているため、組織にとって、間違いを犯す余地はほとんどありません。

 これらの問題に対処するため、フォーティネットのセキュアSDブランチでは、次世代のセキュリティと5Gの機能が組み合わされています。この統合アプローチにより、運用効率が向上するため、お客様の組織は、進化する脅威に対応するためのツールを手に入れることできます。

フォーティネットのセキュアSDブランチ:セキュリティと接続性を再定義

 フォーティネットのセキュアSDブランチは、高度なネットワークとセキュリティ機能を単一の統合ネットワークに一元化することで、セキュアSD-WANのメリットを拡張します。ソリューションの中核は、最新のFortiGate 50G次世代ファイアウォールで、比類のないパフォーマンス、エネルギー効率、および保護を提供するよう設計されています。

 FortiGate 50Gが提供する脅威保護は、競合製品の平均の2倍以上高いため、組織は、スピードとパフォーマンスに妥協することなく、複雑化するサイバー攻撃を防御することができます。ファイアウォールのスループットが4倍、IPsec VPNのスループットが約7倍高いため、ブランチネットワーク全体の安全で高速な接続性を必要とする企業にとって、優れた選択肢となっています。これらの機能により、組織は、リモート拠点とクラウド環境間のシームレスな接続を維持しながら、ネットワーク全体の暗号化トラフィックの増加量に対応することができます。

 また、環境に優しい設計であることも際立っています。FortiGate 50Gは、同クラスの類似デバイスと比較して、電力消費量が50%少なくなっています。これは、コストが大幅に削減されると同時に、組織は、今日の多くの企業の優先事項である持続可能性の目標を達成することができます。FortiGate 50Gは、エネルギー使用量を最小限に抑えることで、環境に配慮したオペレーションをサポートし、最高クラスのパフォーマンスを実現します。

 FortiGate 50Gのパフォーマンスは、フォーティネットのSP5 ASICFortiGuard AI活用セキュリティサービスによって強化されており、市場トップのファイアウォールと、FortiGate 50Gシリーズのパフォーマンスの数値を比較した以下の「Security Compute Rating(セキュリティ計算処理評価)」テーブルでも明らかです。

 また、セキュアSDブランチソリューションには、FortiSwitchFortiAP、およびFortiExtenderも含まれており、完全統合型のネットワーキングとセキュリティインストラクチャを実現します。本ソリューションは、FortiManagerの一元管理機能を通して、一貫的なポリシー適用、一元的な可視性、およびシームレスな拡張性を実現しており、ITチームは、複雑なブランチ環境の管理が容易になります。また、5Gテクノロジーの活用により、シームレスなフェイルオーバーが可能になり、有線ネットワークが停止しても、中断のないオペレーションを実現します。

セキュアSDブランチを導入する組織の実用的なメリット

 もちろん、フォーティネットのセキュアSDブランチを導入する企業は、技術的なパフォーマンス指標をはるかに上回るメリットが得られます。AIを活用したFortiGuardセキュリティサービスにより、リアルタイム脅威検知および保護などのセキュリティ機能が強化されているため、組織は、巧妙なサイバー攻撃に対抗することができます。伝統的に分散ネットワーク内の脆弱なリンクであるブランチ拠点を標的とする脅威がますます増加する中、このような高度な保護レベルは非常に重要です。

 また、信頼性の高いデュアル5G接続により、リモート拠点や接続が困難な拠点でも、一貫したパフォーマンスを実現します。組織で以前からネットワークのダウンタイム、遅い接続スピード、一貫性のないユーザーエクスペリエンスに悩まされていた場合、中断のないオペレーションを維持し、生産性を強化し、トラブルを低減することができます。

 FortiGate 50Gは、エネルギー効率の高い設計になっており、運用コストを軽減することが可能で、パフォーマンスを犠牲にすることなくコスト削減を検討している企業にとって、理想的な選択肢となっています。また、ネットワークとセキュリティの機能を単一のソリューションに統合することで、複数のポイント製品を使用する必要性が減り、デプロイメントが簡素化するため、一層のコスト削減と管理の効率化が可能です。

 フォーティネット セキュリティ ファブリックは、一元的な可視性と管理を備えているため、ITチームは、すべてのブランチ拠点に対して一貫的なポリシーを適用することができます。この包括的なプラットフォームベースのアプローチにより、人為的ミスのリスクを軽減し、セキュリティ対策を均一に適用し、組織全体のセキュリティ態勢を強化することができます。

フォーティネットのセキュアSDブランチで企業のビジネスを支援

 フォーティネットのセキュアSDブランチを導入することで、組織は、最新ネットワークの管理課題に対応しながら、将来の需要に備えることができます。運用効率の向上、堅牢なセキュリティ、および必要に応じて拡張機能を利用できます。

 複数のブランチ拠点全体を運用する分散型の組織は、フォーティネットのセキュアSDブランチを導入することで、サイバー脅威に対する防御を強化し、接続の信頼性を向上させ、エネルギー消費量を削減することができます。セキュアSDブランチは、シームレスなフェイルオーバーを実現するデュアル5Gモジュールを備えており、地方や遠隔地にある支店 / 拠点でも、中断のないサービスを維持することが可能で、従業員の生産性と接続性を常に維持することできます。

 また、FortiGate 50Gは環境に配慮した設計になっており、持続可能性の目標とも合致しており、組織の二化炭素排出量を削減し、企業の社会的責任の幅広い取り組みをサポートします。このように、グリーンテクノロジーに焦点を当て、環境に配慮した活動への取り組みを示すことで、ブランドの評判も向上させます。

 さらに、重要な各種ツールには、AIを活用した分析および侵入防止機能が統合されており、脅威をリアルタイムに検知し減災することができます。このようなプロアクティブなアプローチにより、セキュリティ侵害のリスクを最小限に抑え、機密データを確実に保護することができます。

ブランチ接続の未来を形作る

 5Gの利用が加速するのに伴い、企業や組織は、これまで以上に接続性とセキュリティが絡み合っている世界に適合する必要があります。フォーティネットのセキュアSDブランチを利用すると、企業は、5Gのメリットを取り入れながら、分散型ネットワークの管理課題に対処することが可能で、未来を見据えた投資となります。

 フォーティネットは、単一のプラットフォームに、高度なセキュリティ機能、高速な接続性、および持続可能な設計を統合することで、企業各社は、オペレーショナルエクセレンスの実現、測定可能な価値の提供、機密データの保護、事業持続性の確保、および環境への影響の低減を行うことができます。

 フォーティネットのセキュアSDブランチは、高い安全性、俊敏性、およびレジリエンスを備えたネットワークインフラストラクチャの基盤を提供するため、組織は、複雑化するデジタルトランスフォーメーションに対応することができます。これにより、企業は自信を持って、5Gの機会を利用しながら、今日の新たな脅威に対応することができます。

 フォーティネット セキュリティ ファブリックのメリットを、分散した各拠点に拡張するには、フォーティネットのSDブランチを使用して、お客様のセキュリティを集約する必要があります。

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