iiyama キャンパスPCの「STYLE-14FH124-i5-UC1X-CP25」をチェック
これが私の学生時代にあれば……と思える11万円台・4年保証・1kg以下の14型ノートPC、24時間365日サポートもうれしい
2025年02月26日 11時00分更新
課題の作成から就活までカバーできる性能を搭載
実際に学生生活で使う際に気になるのが、性能や使い勝手だろう。STYLE-14FH124-i5-UC1X-CP25の場合は、CPUとしてインテル第13世代のCore i5-1334Uが搭載されている。同CPUは高性能コアが2つ、高効率コアが8つ内蔵された10コア/12スレッドのプロセッサーで、CPUコア単体が処理できる能力(シングルコア性能)だけでなく、複数のCPUコアを使い分けて効率よく処理するマルチコア性能も高いのが特徴だ。
グラフィックスはCPU内蔵のインテル Iris Xe グラフィックスで、メモリーは16GB、ストレージは1TBのNVMe SSDが搭載されている。メモリやストレージが少ないと動作がもたついたり不安定になったりしがちだが、本製品の場合は標準構成でも不足を感じないくらいの容量を確保している。
Webブラウザのタブをたくさん開いたり、複数のアプリを同時に立ち上げたりしても動作が遅くなりにくいし、授業に必要なアプリケーションやファイルも安心して内蔵ストレージに入れておける。
実際にどのくらい快適に使えるのかをチェックするため、パソコンの総合的な能力を計測できるベンチマークソフト「PCMark 10」を実施してみたところ、次のとおりになった。
PCMark 10の結果 | |
---|---|
総合スコア | 5507 |
Essentials | 9682 |
Productivity | 7650 |
Digital Content Creation | 6120 |
快適さの目安は、Web閲覧やメール作成、SNSなどの一般的な用途における性能を示すEssentialsが4100以上、WordやExcelなどのオフィスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが4500以上、画像や動画などのデジタルコンテンツの編集におけるパフォーマンスを示すDigital Content Creationが3450以上となっているが、そのいずれも大きく上回っている。オンライン授業やWebで調べもの、課題や論文の作成などはもちろんだが、ちょっとした画像編集くらいなら十分対応できる性能を持っていることが分かる。
次に、「CrystalDiskMark」でストレージの性能をチェックしてみたところ、連続的なデータの読み込みを表すシーケンシャルリードが6300MB/s超、書き込み(シーケンシャルライト)が5100MB/s超と非常に高速だった。ファイルコピーが快適に行なえることが分かる。
また小さなデータをランダムに読み書きするランダムリード/ライトの速度も十分で、OSやアプリがサクサク動作することが期待できる。実際、電源オフからOSが起動してデスクトップが表示されるまでの時間や、ファイルアイコンをダブルクリックして編集画面が表示される時間も短くあまり待たされる感じがなかった。授業などでパソコンを急いで立ち上げる必要があるときも、これなら必要以上に慌てなくてもすみそうだ。
