ソラコムが「2025年テクノロジー・イノベーション・リーダーシップ賞」を受賞:生成AI×IoT分野で評価
ソラコムは2月10日、Frost & Sullivanが主催する「生成AI×IoT(GenAIoT)」業界において、「2025年テクノロジー・イノベーション・リーダーシップ賞」を受賞したと発表した。この受賞は、イノベーションへの取り組みや成長の可能性などが評価され、ベストプラクティスとして認められたことによる。
ソラコムは2024年に提供を開始した「SORACOM Flux」を通じて、ユーザーがAI、デバイス、クラウド間のデータフローを定義し、高度なIoTアプリケーションを構築できるサポートを提供している。このサービスは、Microsoft Azure AIやOpenAI、Google Gemini、Amazon Bedrockといったプラットフォームを活用できる点が特長だ。さらに同年発表の「SORACOM Query Intelligence」は、ユーザーが自然言語を使ってIoT回線の接続状況を問い合わせると、テキストやデータの可視化として分析結果を受け取れる仕組みを持つ。
ソラコムが提供するサービスは、AI統合による革新性とクラウドベースのPaaSモデルを活用した安定性により、グローバル市場での競争力を高めている。これにより、ローコードIoTアプリケーションビルダーを使用した製品性能の拡張や、生成AIの統合、さらに自然言語による回線管理の分析を通じたプロジェクトの加速が可能となる。

