Primeシリーズは誰でも使いやすい製品
上位モデル譲りの耐久性も実現
続いてジョージさんが「個人的に超ダークホース」と紹介したのが、「ASUS Prime GeForce RTX 5080」。その理由は、グラボがNvidia GeForce SFF-Ready準拠で設計されているところ。“SFF”とは“Small form factor”の略で、ある程度小さなサイズのPCケースにも収納できる規格。ASUS Prime GeForce RTX 5080の本体サイズは、Nvidiaが提唱するSFFのサイズとぴったり同じ。
ジョージさんは「2.5スロット設計で、より多くのケースで使えるグラボ。しかも、ちゃんとしたメーカー“ASUS”が作った製品なので、安心して使っていただけます!(笑)」とアピールした。
本体サイズは“ROG Astral”に比べると小型だが、ファンにデュアルボールベアリングを採用し、ベイパーチャンバーを用いた高い冷却性能など、性能はとても高い。
ジョージさんは「(Astralシリーズのような)もっとも優れた製品を作るのも僕らの使命ですが、Primeシリーズのようにどんな人でも使いやすく、汎用性の高い製品を作るのも我々の大事な仕事です」とコメントした。
このセッションの最後にジョージさんは、ROG AstralシリーズとTUF Gamingシリーズの温度と騒音を測定した結果を紹介した。ASUSの製品には“Pモード(パフォーマンスモード)”と“Qモード(クワイエットモード:静音モード)”が用意されており、それぞれの結果をグラフで発表した。
このなかで注目すべきは、簡易水冷ユニットを搭載した「ROG Astral LC GeForce RTX 5090」だ。なんとPモードでも60~66度程度までしか上がらないそうだ。計測結果のグラフを見ながらジョージさんは、「RTX 5090は高温になると思われがちだが、冷却性能が高いのでそれほど熱くならない」と語った。
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