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ケースも刷新されてエアフローも向上した「iiyama PC STYLE-S2P5-R56T-EZ4X」をチェック

【10万円以下】狭いスペースでもOKな幅95mmのスリムタワーPCは在宅作業や家族向け、TV接続用にもピッタリ

2025年02月21日 11時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

提供: ユニットコム

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スリムながらUSB端子はかなり豊富

幅95mmのスリムな筐体で、左サイドを上に向ければ横置きも可能だ

 STYLE-S2P5-R56T-EZ4Xのサイズは、およそ幅95×奥行337×高さ329mm。全体的にカラーはブラックで統一されており、とてもシンプルなので設置場所を選ばないと感じる。右サイドは通気口のないパネルを採用しているが、左サイドはCPU付近に大きく通気口が空いている。

 この通気口を塞がないように右サイドを下にすれば、縦だけでなく横置きとしても利用できる。空気がまったく通らないような狭い場所にピッタリ置くには避けたほうがいいが、空気が入る隙間があれば、ラックといった場所に横において設置することも可能だ。

 なお、従来のケースからデザインが刷新されており、前面は下半分がすべて吸気口に。後述するが、ケース内部には小さなファンも採用されているので、前面からもしっかり冷たい空気をケース内部に取り込めるデザインになっている。加えて、サイズも従来のスリムタワーケースと比較して約26.5%コンパクトになっている。従来ケースでも十分スリムだなと感じていたが、よりコンパクトになったのはうれしいポイントといえるだろう。

前面の下半分は吸気口に。USB端子も豊富でType-Cが追加されたのもうれしい

 スリムながらインターフェースは豊富。前面にはUSB Type-Cを1基、Type-Aを4基、背面にはType-Cを1基、Type-Aを7基備えている。Type-Cが計2基、Type-Aが計11基あるので、とくにType-Aの周辺機器が差せずに困るということはほぼないだろう。

背面にもUSB端子は多い

 また、従来のケース前面にはなかったType-C端子も新たに採用されており、対応デバイスに接続するケーブルの抜き差しが楽なのもうれしい。

 ケース内部を見ていこう。スリムケースのため、ケース内部にスペースは少ないが、必要なパーツがきれいに収まっているといった印象だ。また、印象的なのが前面下部に搭載されている小さなファン。これにより、電源あたりにしっかりと外気が回り、しっかりと冷却できるようになっている。

ケース内部にそこまで余裕はないが、ギチギチに詰め込まれているわけではなく、エアフローのためのスペースはしっかりと空けてある印象だ

前面にファンが付いていて、前面からしっかり空気を取り込めるようになっている

CPUは純正ファンが付いていた

 なお、オプションでスリムタイプの光学式ドライブも追加可能。テレビの横や後ろに置いて、DVDやBlue-rayの再生用としても使いたいという場合は、BTOカスタマイズから選択するといいだろう。

スリムタイプの光学式ドライブを搭載できる

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