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ASUS IoT、NVIDIA Jetson Orin搭載のエッジAIコンピュータで生成AIの性能を倍増

2025年01月24日 11時30分更新

文● さとまさ 編集⚫︎ASCII

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 ASUS JAPANは1月24日、生成AIのパフォーマンスを向上させることができるNVIDIA Jetson Orin搭載のエッジAIコンピュータを発表した。対応するモデルにはPE1102N、PE1101N、PE1100Nがある。

 新たにリリースされたASUS IoTエッジAIコンピュータは、スーパーモードによってパフォーマンスの向上を果たした。NVIDIA Jetson Orin NXおよびOrin Nanoシリーズを用いたこの新モードにより、AI TOPSは最大1.7倍、メモリ帯域幅は最大1.5倍、そして生成AIモデルのパフォーマンスは最大2倍にまで向上するという。これにより、大規模言語モデル(LLM)や視覚言語モデル(VLM)、ビジョントランスフォーマー(ViT)がさらにスムーズに動作し、エッジアプリケーションやロボット工学、さらにはマルチモーダルシステムにおいての利用が一段と高まる。

 Jetson Orin搭載のこのコンピュータは、最新のNVIDIA JetPack 6.2 SDKと互換性をもち、クラス最高の生成AIソリューションの基盤を提供する。JetPack 6.2はJetson Linux 36.4.3を含み、Linux Kernel 5.15やUbuntu 22.04に対応したルートファイルシステムを持ち、市場のニーズを反映した性能を提供する。

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