初めてのゲーミングノートにマッチ、 最新ゲームの快適プレイが可な15.3型G TUNE20周年記念モデル

文●柴田尚 編集●ハイサイ比嘉

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アルミ素材のブラックボディーに、リフレッシュレート180Hzの15.3型高解像度ディスプレイを搭載

 G TUNE E5-I7G50BK-B(G TUNE 20周年記念モデル)のボディーは、どんなシーンにもなじむブラックで統一されている。素材はマットな加工を施されたアルミニウムを採用しており、15.3型で外部GPU(ディスクリードGPU)搭載モデルながら、重量を約2.09kgと抑えている。

ボディーはアルミ素材なので軽量だ。さらにマットな加工により汚れが付きにくい

 15.3型の液晶パネルは、周囲の光の映り込みが少ないノングレアタイプだ。解像度は2560×1600ドット(WQXGA)と高精細なうえ、180Hzという高リフレッシュレートとなっている点がうれしい。ベゼルは実測で左右が約5mm、上部の最も細い部分が約6.5mmの狭額縁となっているため、画面に表示された情報に集中しやすい。液晶上部の中央部分だけWebカメラを収納する関係か約8.5mmほどに出っ張っているが、これはノートを開く際に指をかけやすく便利だ。また、Webカメラは物理的に遮蔽するプライバシーシャッターを備えているため、「誤ってプライベートな様子を撮影してしまった」といったミスを減らせる。

15.3型の液晶パネルには、周囲の光の映り込みが少ないノングレアタイプを採用している。ベゼルは実測で左右が約5mm、上部の最も細い部分が約6.5mmの狭額縁となっている

プライバシーシャッターを備えたWebカメラ

「キーボード+マウス」操作が多いゲーマーは注目、複数キーの同時入力が可能なnキーロールオーバーに対応

 キーボードは、テンキーまで備えた105キー配列だ。すべてのキーが同時に押されても認識するnキーロールオーバーに対応しており、複数キー入力による操作も確実に処理してくれる。キーボードとマウスでゲームを操作するプレーヤーにはとりわけうれしい機能だ。

 キーピッチ:約18.75mmで、キーストローク:約1.4mmを広めに確保しているうえ、キーの打鍵感が軽くクリック感もあるのでタイプしやすい。テンキー部分はやや細いなどデザイン上のクセがあり、ユーザーの好み次第で評価がわかれるところ。ただし打ちにくいというほどでもなく、すぐに慣れる点は考慮すべきポイントだ。またフルサイズのカーソルキーを採用しており、タッチタイピングの際もミスなく入力しやすい。タッチパッドのサイズはかなり大きく、表面が滑らかで指をすべらせやすい。目的の位置へ素早くマウスカーソルを移動させられるだろう。

テンキーを備えたうえで、メイン部分のキーピッチは約18.75mmと広めに確保

カーソルキーの位置をユーザー側にずらしつつサイズを大きくすることで、打鍵ミスを減らしている

 またLEDバックライト機能も備わっているため、暗いところでもキーを視認しやすい。独自ユーティリティソフトの「Mouse Control Center」を使うと、バックライトの色やエフェクトの設定が可能だ。

LEDバックライトを内蔵しており、好みの色で発光させられる

Mouse Control Centerでは、バックライトの色やエフェクトを設定できる。音声に合わせた色で光らせることも可能だ

 キーボードの上部には、G TUNE E5-I7G50BK-B(G TUNE 20周年記念モデル)の駆動モード(3種類)用ボタンがあり、押すたびにモードが切り替わる。モードの状態は色で分かるようにしており、赤色はフルパワーで動かす「パフォーマンス」モード、緑色がパワーと静音性をバランス良く両立させる「バランス」、青色が静音性を重視する「静音」を示している。またMouse Control Centerでは、モード指定とともに内蔵ファンの回転速度も最大に設定できる。

赤色に光る「パフォーマンス」モード。ゲームプレイ時に最適だ

緑色の「バランス」モードでは、状況に応じてパフォーマンスと静音性を調節する

青色の「静音」モードは、人の多い場所や静かな場所で使う際に選ぶといい

駆動モードはMouse Control Centerでも変更できる