ゲーム系ベンチマークで性能をチェック
WQHD・レイトレオンで快適に遊びたい! その願望をRTX 4070 Ti SUPERのゲーミングPCで叶えよう
2025年01月15日 11時00分更新
黒神話:悟空は2024年8月20日に発売されたアクションRPG。「西遊記」を題材にしたストーリーと、最新のゲームエンジン「Unreal Engine 5」で形作られた美麗な神話世界、ほどよい難易度のハイスピードアクションが特徴となっている。
発売されるや否や爆発的な大ヒットを記録したほか、2024年度の「ゲームオブザイヤー(GOTY)」にノミネートされた。本作は2024年を代表するAAAタイトルとして、ユーザーから高い評価を得ている。
ゲーム内容については、筆者が執筆した「黒神話:悟空」のゲームレビュー記事をチェックしてほしい。
本作はUnreal Engine 5を採用しているためか、グラフィックの描画負荷は非常に高めだ。「レイトレーシング」を適用すると描画負荷がさらに高まるため、ハイエンドなゲーミングパソコンが必要になってくるだろう。
今回は黒神話:悟空のベンチマークソフトを使用し、レイトレーシングオン・オフの2パターンでフレームレートの計測を行なった。検証にあたり、グラフィック設定を「超高」、DLSSをオン、サンプリング解像度を「50」にしている。フルHD・WQHD・4Kを計測した結果は以下のとおりだ。
レイトレーシングをオンにした状態だと、フルHDの平均フレームレートは128fps、WQHDは108fps、4Kは71fps。レイトレーシングをオフにすると、フルHDの平均フレームレートは131fps、WQHDは116fps、4Kは92fpsとなった。
黒神話:悟空もフルHDとWQHDが強いのはいうまでもないだろう。DLSSを活用しつつ、グラフィック設定やサンプリング解像度を調整すれば、フレームレートがさらに向上するかもしれない。
最後は、オープンワールドRPGのサイバーパンク2077をチェックしていく。Netflixでアニメ化されるなど、国内外で高い評価を得たAAAタイトルだ。リアルなグラフィックが最大のウリなので、なるべくレイトレーシングを活用したいところ。ただ、本作も重量級に該当するため、高いスペックが求められる。
今回はゲーム内ベンチマークを使って検証を行なった。プリセットを「レイトレーシング:オーバードライブ」、グラフィック設定を「高」、DLSSをオンにした状態で、フルHD・WQHD・4Kのフレームレートを計測している。
レイトレーシングをオンにした場合、フルHDの平均フレームレートは139fps、WQHDは113fps、4Kは72fpsとなった。4Kが足を引っ張っているが、フルHDとWQHDは3桁を維持している。グラフィック設定が高いままでも、DLSSを活用すれば快適に遊べるだろう。
今度は、レイトレーシングだけオフにした状態で計測を行なった。結果としては、フルHDの平均フレームレートは231fps、WQHDは207fps、4Kは125fps。描画負荷が高いレイトレーシングをオフにすれば、当然だがフレームレートは大きく向上する。DLSSのおかげか、4Kは3桁のフレームレートを記録しているのが驚きだ。DLSSの重要さがよくわかる結果といえるだろう。
フレーム生成などを駆使すれば重めのゲームも快適に遊べる!
3回にわたってLEVEL-M77M-147F-UT5Xを紹介してきたが、軽量級から重量級までガッツリ遊べるゲーミングパソコンであることがわかっただろう。軽量級のゲームは最高設定で十分遊べるし、重量級のゲームはフレーム生成などを駆使すれば高いフレームレートで遊べる。
最新のPCゲームをたくさん遊びたい方、ゲームのみならず動画配信もやってみたい方は、LEVEL-M77M-147F-UT5Xを選んでみてはいかがだろうか?