ASUSのマザボは自作しやすい!
ボタンひとつでパーツを着脱可能
各マザーボードの紹介が終わると、トークテーマはASUSのテクノロジー紹介に移った。ジョージ氏はNPUをオーバークロックさせる機能「NPU BOOST」や、M.2の電圧不安定化を解消する「ROG M.2 PowerBoost」機能などを紹介した。
このセッションでジョージ氏が声を大にして紹介したのは「BIOS Q-DASHBOARD」。これはマザーボードに取り付けてある各パーツを、BIOS画面上で視覚的に確認できる機能。ジョージ氏は「どのM.2スロットに、どのM.2を挿したのかわからなくなることありますよね? これを使えば、そんな悩みはなくなります」と利便性を語った。
さらに現在はまだβ版として配布されている機能「ASUS AI ADVISOR」についても言及した。これはBIOSのチューニングやオーバークロック、ファンなどの設定を助けてくれる機能で、特に自作PC初心者にオススメ。PCの使用用途や目的などをテキストで入力するだけで、最適なセッティングにしてくれるそうだ。なお、いまは英語版だが、ASUS社内ではローカライズ版が試運転されているらしい。なので近日中に日本語版がリリースされる予定だ。
ASUS初のピラーレスケースと
大人な雰囲気の重厚なケース
イベント第一部の最後に紹介されたのは、ASUSのPCケース。「TUF GAMING GT502 HORIZON」は同社初のピラーレスPCケースで、白と黒の2種類を展開。特筆すべきは柱のない部分の耐荷重が、なんと30kgの構造! これはPCの上に物を置くときだけでなく、持ち上げて運ぶときにも安心。
また、このケースのために専用設計されたライティングキット「LIGHTING KITS(TLK-01)」も発売中。マグネットでパチッと簡単に取り付けられるオプションで、上下セットで約6000円。もちろん、上か下のどちらかひとつだけ装着してもいい。
そしてもうもうひとつ紹介されたケースは、「ProArt Case PA602 Wood edition」。その名の通り「PA602」のウッド版で、フロントフェイスと上部のハンドル、IOパネル周りが木材になっている。使用されている木材は高強度なアッシュ材。ジョージ氏は「PCケースはデザインが注目されがちだが、強度もとても重要な要素です」とコメントした。