2024年冬モデルで最新デザインです!!
12万円台で買える富士通の新16型ホームノートパソコン「LIFEBOOK WA3/J3」実機レビュー
2024年12月20日 11時00分更新
目的が明確に定まっていないときにノートPCを購入するにあたって重要視すべきは「汎用性」だ。どんな用途にも快適に活用できることを望むなら、オールインワンタイプのノートPCがオススメである。
そこで今回は、大型ディスプレーを搭載し、光学ドライブを備えた富士通クライアントコンピューティングの2024年冬モデル16型ノートPC「LIFEBOOK WA3/J3」のレビューを2回に分けてお届けしよう。
富士通クライアントコンピューティング「LIFEBOOK WA3/J3」12万7600円～
「LIFEBOOK WA3/J3」はFCCLの直販サイト「富士通 WEB MART」
で細かくカスタマイズが可能だ。
CPUはCore i3-1215U、Core i5-1235U、Core i7-1255U、Core i7-1360P、メモリーは8GB、16GB、32GB、64GBから、ストレージは256GB、512GB、1TB、2TBから選択できる。
最小構成であれば12万7600円から購入可能なので、コスパも抜群だ。
ボディーカラーはブライトブラック、ベージュゴールド、ファインシルバーから選択できる
本体下面には「強制終了スイッチ」を用意。万が一フリーズしても、電源オフ→再起動が容易だ
ディスプレーは16型WUXGA（1920×1200ドット、16:10）を採用。通常モデルには「スーパーファイン液晶」が搭載されているが、Core i7-1360P搭載機のみ「2.5Dフルフラットファインパネル」となる。
このパネルは画面全体がガラスで覆われており、ベゼルと画面の段差がなく、さらに四隅が2.5D形状にラウンドしている。まるでディスプレー表面ギリギリに映像が表示されているように見えるデザインだ。
Core i7-1360P搭載機のみ「2.5Dフルフラットファインパネル」が搭載となる
FCCL製品と言えばキーボードへのこだわりに定評がある。「LIFEBOOK WA3/J3」も例外ではなく、テンキーを装備したキーボードでありながら、キーピッチは約18.4mm、キーストロークは約2.5mmが確保している。
Enterキーとテンキーの間隔は広げられており、カーソルキーも1段下げて配置されている。左右物理ボタンを用意したタッチパッドも、確実に操作できるようにするための配慮だ。
さらに、押すキーによって3段階で押下圧が設定されている。もちろんCopilotキーも装備されており、まさにスキなしの入力デバイスと言える。
スペースキーなどは一番重く、その上の文字キーは二番目に重く、テンキーなどそのほかのキーは一番軽く押下圧が設定されている
「LIFEBOOK WA3/J3」のインターフェースは非常に充実しており、USB4、USB 3.2 Gen2 Type-C、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、HDMI、有線LAN、SDメモリーカードスロット、3.5mmコンボジャックを用意。一般的な使い方であればUSBハブは不要だ。
また光学ドライブは、音楽鑑賞、映像視聴、データのバックアップに活用可能。薄型化、軽量化を図りつつも光学ドライブを継承しているのは高く評価できる。
右側面にはSDメモリーカードスロット、USB 3.2 Gen1 Type-A、光学ドライブを用意
左側面には有線LAN、USB 3.2 Gen2 Type-C、USB4、HDMI、USB 3.2 Gen2 Type-A、3.5mmコンボジャックを配置
ディスプレー上部にはRGB/IR対応ウェブカメラ、マイク、プライバシーシャッターを内蔵
付属品としてはACアダプターに加えて、ワイヤレスマウスを同梱。このマウスは静音タイプで、ボタンを押してもクリック音はほとんど聞こえない。静かな喫茶店や、図書館、または家族が寝ている横でも気兼ねなく利用できるわけだ。
ACアダプターの仕様は入力100-240V～1.8A、出力20V 3.25A、15V 3A、9V 2A、5V 2A、容量65W。ワイヤレスマウスは静音タイプを同梱
本体の実測重量は2061g
「LIFEBOOK WA3/J3」は富士通のPCなので標準搭載のアプリも充実している。
古いパソコンから新しいパソコンへ設定やデータを移行する「スマート引越しガイド」、ジャンルや目的からソフトウェアを選んで起動する「@メニュー」、日本語入力の代名詞「ATOK for Windows」などは、買ってすぐに役立つ。音声やチャットでパソコンを操作できる「いつもアシスト ふくまろ」も楽しい。
やりたいことからアプリを選んでくれる「@メニュー」は便利だ
動画編集アプリ「CyberLink PowerDirector 19」、Blu-ray DiscやDVD、CDにデータを保存する「CyberLink Power2Go」、はがきの宛名書きができる「筆ぐるめ」、スマホの操作をパソコンで行う「スマホConnect」、スマホからパソコンを操作する「FMVコントローラー」もプリインストールされている。仕事には必須の「Office Home & Business 2024（個人向け）」も選択可能だ。
「富士通 WEB MART」の購入選択では、総合保証サービス「FMV プレミアムサービス」、最長5年の「ハードウェア保証」にオンライン学習サービス「FMVまなびナビ」まで購入可能で安心なのだ。
「LIFEBOOK WA3/J3」は豊富なカスタマイズ項目により、コスパを重視することも、ハイパフォーマンスを追求することも可能。またメモリー、ストレージの選択幅も広い。自分の思いどおりの構成のオールインワンノートPCをほしい方にピッタリのマシンだ。
次回は気になるパフォーマンスについてチェックしていこう。
| 「LIFEBOOK WA3/J3」の主なスペック | |
|---|---|
| ディスプレー | 16型ワイド1920×1200ドットLEDバックライト付 高輝度・広視野角 TFTカラーLCD （スーパーファイン液晶または2.5Dフルフラットファインパネル） |
| CPU | インテル® Core™ i7-1255U / インテル® Core™ i5-1235U / インテル® Core™ i3-1215U / インテル® Core™ i7-1360P プロセッサー |
| グラフィックス | インテル® Iris® Xe グラフィックス / インテル®UHD グラフィックス |
| メインメモリー | 8 / 16 / 32 / 64GB (DDR5-4800/5200) |
| ストレージ | SSD:約256 / 512GB / 1 / 2TB (PCIe Gen4) |
| インターフェース | USB4（Gen3）Type-C、USB3.2（Gen2） Type-C、 USB 3.2 Type-A×2、HDMI出力、オーディオコンボジャック |
| Webカメラ | フルHD Webカメラ内蔵（プライバシーカメラシャッター付） （有効画素数約207万画素） |
| サイズ／重量 | 360×243.5×26.8mm / 約1.9～2.0kg |
| サポートOS | Windows 11 Home 64ビット版 |
| Office | Microsoft 365 Basic + Office Home & Business 2024（個人向け）/なし |
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