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SSDも高速でした

16万円台の最新16型モバイルノートPC=富士通「LIFEBOOK WP1/J3」の速度を計ってみた

2024年12月18日 11時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●ASCII

提供: 富士通クライアントコンピューティング株式会社

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 16型の大画面ディスプレーを搭載したモバイルノートPC「LIFEBOOK WP1/J3」iconは富士通クライアントコンピューティングの2024年秋冬モデルで、「Core Ultra 7 155H」と「Core i5-1235U」を採用した2モデルがあり、「富士通 WEB MART」iconでカスタマイズして購入できる。

 大画面を搭載しつつ、FCCLお得意の軽量化と堅牢性を両立するノウハウにより、約1.68kg/19.7mmの軽量・薄型ボディーを実現しながら、価格も16万3200円からとお買い得だ。

 今回は、「Core Ultra 7 155H」搭載機で、ベンチマークテストを行い、実際の性能をチェックしてみよう。

富士通クライアントコンピューティング「LIFEBOOK WP1/J3」16万3200円~

「Core Ultra 7 155H」と「Core i5-1235U」を採用した2モデルがラインナップ

今回試用したモデルのシステム構成は、Core Ultra 7 155H/メモリー16GB(LPDDR5)/ストレージ512GB(PCIe Gen4 x4接続SSD)

 「LIFEBOOK WP1/J3」iconのCPU性能については、CPU/GPUベンチマーク「Geekbench 6.3.0」を実行したところ、Multi-Core Scoreは11570、Single-Core Scoreは2369となった。

 「Core Ultra 7 155H」は16コア[6P+8E+2LPE]、22スレッド、4.8GHz、28W動作のプロセッサーだけに、Multi-Core Scoreで1万を大きく超え、。デスクトップPCクラスのマルチコア性能を備える。

「Geekbench 6.3.0」のMulti-Core Scoreは11570、Single-Core Scoreは2369

 続いて「LIFEBOOK WP1/J3」iconの3Dグラフィックス性能については、「3DMark」のPort Royalは1274、Time Spyは3468、Fire Strikeは7612、Wild Lifeは21757となった。

 「Core Ultra 7 155H」の内蔵グラフィックスは「Intel Arc graphics」(2.25GHz)を搭載しているだけに、3Dグラフィックス性能は高い。

 3DMarkの推定ゲームパフォーマンス(Estimated game performance)を見てみると、「Battlefield V」が1080p Ultra設定において60~75fpsで動作すると表示されている。多くの3Dゲームをプレイできるはずだ。

「3DMark」のPort Royalは1274

Time Spyは3468

Fire Strikeは7612

Wild Lifeは21757

 ちなみにグラフィックが美麗なぶん、負荷が高いと言われる3Dゲームベンチマーク「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」(標準品質、1920×1080ドット、フルスクリーン)のスコアは2970(やや重い)となった。

 画質設定を少し下げれば、「LIFEBOOK WP1/J3」iconでFINAL FANTASY XVも実用的な速度でプレイできるわけだ。

「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」(標準品質、1920×1080ドット、フルスクリーン)のスコアは2970(やや重い)

 ストレージはPCIe Gen4 x4接続SSD「SAMSUNG MZVL8512HDLU-00BLL」を搭載しており、「CrystalDiskMark 8.0.5」のシーケンシャルリードは6159MB/s、シーケンシャルライトは4669MB/sとなった。

 一口にPCIe Gen4 x4接続SSDと言っても性能はピンキリだが、「LIFEBOOK WP1/J3」iconが搭載するSSDはPCIe Gen4 x4接続のなかでも上位クラスの速度を備えていることは間違いない。

ストレージはPCIe Gen4 x4接続SSD「SAMSUNG MZVL8512HDLU-00BLL」を搭載

「CrystalDiskMark 8.0.5」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は6159MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は4669MB/s

 「LIFEBOOK WP1/J3」iconはノートPCとしては16万3200円からと比較的手頃な価格設定だ。また、NPUを内蔵する「Core Ultra 7 155H」搭載モデルを選択すれば、AI対応アプリを高速に、低消費電力で動作することもできる。

 キーボードはFCCL製品らしく真面目な作りで、軽量・薄型でありながらミリタリー規格準拠の堅牢性が確保されている。

 富士通のPCなので標準搭載のアプリも充実している。独自の「@メニュー」や「FMVポータル」のほか、日本語入力「ATOK for Windows」、動画編集「CyberLink PowerDirector 19」、スマホとパソコンの連携アプリなどがプリインストールされている。仕事には必須の「Office Home & Business 2024(個人向け)」も選択可能だ。

「FMVポータル」ではFMVに関連するおすすめのアプリやサービスを知ることができる

 「富士通 WEB MART」iconの購入選択では、総合保証サービス「FMV プレミアムサービス」、最長5年の「ハードウェア保証」にオンライン学習サービス「FMVまなびナビ」まで購入できる。

 携帯しやすく、長時間利用できる大画面ノートPCを欲しているのであれば、「LIFEBOOK WP1/J3」iconは非常に魅力的な選択だ。

「LIFEBOOK WP1/J3」の主なスペック
ディスプレー 16型ワイドWUVGA、1920×1200ドット / 1677万色、高輝度・広視野角TFTカラーLCD(スーパーファイン液晶)
CPU インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 155H/
インテル® Core™ i5-1235U プロセッサー
グラフィックス インテル® Arc™ グラフィックス/インテル® Iris® Xe グラフィックス
メインメモリー 16 / 32 GB (DDR5-6400)/ 8 / 16GB (DDR5-4800)
ストレージ SSD:約256 / 512GB / 1 / 2TB (PCIe Gen4)
インターフェース Thunderbolt™ 4 USB4(Gen3)×2(USB Power Delivery対応、DisplayPort Alt Mode対応)、
USB 3.2(Gen1)Type-A×2(電源オフUSB充電機能付×1)、
HDMI出力端子、オーディオコンボジャック
Webカメラ 5メガ Webカメラ(プライバシーカメラシャッター付)
(有効画素数 約500万画素)Windows Hello対応
サイズ/重量 355×243×19.7mm / 約1.68kg
サポートOS Windows 11 Home 64ビット版
Office Microsoft 365 Basic) + Office Home & Business 2024(個人向け)/なし



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