フォーティネットの「ユニファイドSASEサミット2024」重要セッションを紹介
提供: フォーティネットジャパン
本記事はフォーティネットジャパンが提供する「FORTINETブログ」に掲載された「フォーティネットユニファイドSASEサミット2024の総まとめ」を再編集したものです。
フォーティネットは先頃、「ユニファイドSASEサミット2024(原題:Unified SASE Summit 2024)」と題した2時間のバーチャルイベントを開催しました。世界中から多数のご参加をいただき、SASEの未来と、それがハイブリッドワーカーのセキュリティをいかに刷新するかをお伝えしました。同サミットでは「SASEとAIの融合:セキュアハイブリッド環境の変革(SASE Meets AI: Transform a Secure Hybrid World)」というテーマの下、Gartner® のアナリスト、Google Cloudの経営幹部、フォーティネットのエキスパートおよびお客様の現実的な見解も紹介しました。
本サミットを見逃した方もご心配は無用です。今すぐにオンデマンドでサミットをご視聴いただけます。このブログでは、是非ご覧いただきたい重要なセッションについて、簡単にご紹介します。
GartnerのVPが予測するSASEの未来
今回のバーチャルSASEサミットは、著名なアナリストでGartnerのVP兼名誉フェローであるNeil MacDonald氏によるセッションで始まりました。プレゼンテーションのタイトルは「SASEの前途:新興テクノロジーと業界トレンド(原題:The Road Ahead for SASE: Emerging Technologies and Industry Trends)」です。以下はMacDonald氏のセッションの概要です。
このプレゼンテーションでは、SASE(セキュアアクセスサービスエッジ)の未来と、SASEによってSaaSベンダーの見通しがどのように変わるかを展望しました。Gartnerは、2019年にSASEのコンセプトを取り入れました。SASEはワイドエリアネットワークとセキュリティのサービスを統合することで、ユーザーとデバイスを安全にアプリケーションに接続します。リモートアクセスを保護し、ネットワーク管理を効率化できることから、CIOやCISOから大きな支持を得ました。
プレゼンテーションでは、SASE市場における以下のような重要なトレンドに注目しました。
・ベンダーとプラットフォームの統合:市場は、ネットワークとセキュリティの機能を統合できるシングルベンダーSASEソリューションに軸足を移しつつあります。
・Sovereign SASE:データの処理やインスペクションを自らの管理下で行うことを希望するお客様が増えており、Sovereign SASEソリューションへの関心が高まっています。
・関連するユースケース:SASEはユニバーサルZTNA、ローカルネットワーク向けSD-WAN、エンドポイントセキュリティ、XDRといった関連分野への拡張も可能です。
・生成AIの統合:SASEは生成AI技術を安全に導入しつつ、セキュリティ機能の強化やタスクの自動化に生成AIを活用できます。
MacDonald氏は、将来のネットワークセキュリティとアプリケーションアクセスにおいて、SASEが重要な役割を果たすと予測しています。企業がデジタルインフラストラクチャを管理する上で、SASEはより安全で効率的かつ柔軟なアプローチとなるでしょう。プレゼンテーション全体をオンデマンドでご視聴いただけます。
フォーティネットからの有益な知見と現実的提案
Gartnerのセッションに続いて、フォーティネットのCMOであるJohn Maddisonが、将来のハイブリッドワークのセキュリティを再構築する上で、フォーティネットユニファイドSASEがどのような役割を果たせるかを解説しました。Johnは、フォーティネットユニファイドSASEを用いて現在および将来のネットワークセキュリティを利活用するための、有益な知見と現実的提案を展開しました。
次に、フォーティネットのSASE専門家であるNirav Shahが、SSE、SD-WAN、ZTNAにおける最新式SASEのイノベーションを紹介し、当社の最先端技術が実際の場面でどのように役立つかを解説しました。このセッションでは、先進技術がデプロイメントや管理をどのように簡素化し、その卓越した柔軟性によって、日々進化するセキュリティの課題にどう対処できるかをご確認いただけます。
Google CloudとフォーティネットユニファイドSASEの連携
さらに別の重要なセッションでは、Google Cloudのネットワーキングおよびセキュリティ担当VPであるMuninder Sambi氏とJohn Maddisonが、Google Cloudの大規模なネットワークインフラストラクチャとフォーティネットユニファイドSASEソリューションとの統合によって実現される、比類ないセキュリティと拡張性について話し合いました。参加者は、Google CloudとフォーティネットユニファイドSASEによって、レジリエントでセキュアなAI活用型のグローバルネットワークをどのように構築できるかを知ることができました。
エンドユーザーの視点
「エンドユーザーの視点:SASE市場の現状(原題:The End-User Perspective: Looking at the SASE Market)」というセッションも見逃せません。ここでは、SASEソリューションプロバイダーとしてフォーティネットを選択したお客様の視点から、SSE / SASE市場の現状についてパネルディスカッションを行いました。パネリストは、SASEビジネスの推進要因や、SASEの重要なユースケースについて討議しています。また、SD-WANとSASEの関係性を検証した後、自分たちがFortiSASEサービスを選択し、その決断に満足している理由についても意見を交わしました。
フォーティネットオンデマンドライブラリでは、上記のサミットのセッションおよびその他の動画を期間限定でご視聴いただけます。