省電力IoTボード「Wio BG770A」登場。LTE-M/NB-IoT対応でバッテリー長持ち
ソラコムは12月2日、「SORACOM IoTストア」にて、新たな低消費電力セルラーIoTデバイス開発ボード「Wio BG770A」を提供開始すると発表した。
Wio BG770Aは、省電力が特徴のセルラー通信に対応した小型開発ボードだ。低消費電力のLTE-MやNB-IoT接続を可能にし、特に電力消費が抑えられるeDRXやPSMといった省電力機能を搭載している。さらに、Arduino IDEを用いたプログラミングにも対応するため、開発者は多様なセンサーやアクチュエーターを容易に組み合わせることができる。
このデバイスは、半田付け不要のGroveモジュールコネクタを採用し、様々な用途で使用可能な設計となっている。固定用ネジ穴を4か所に配置することで、安定した取り付けが可能になり、屋外での環境センシング、アセットトラッキング、防災モニタリングなどのフィールドで活躍することが期待される。
SORACOM IoT SIMと組み合わせることで、セキュアで効率的な通信プロトコル変換やクラウド接続も実現する。初心者でも安心して使用できるよう、クラウド連携までの具体的な手順書も用意されている。