Core i7に32GBメモリーと1TB SSD、ゲームでほしい性能は揃っている
光らないシブいミニタワーゲーミングパソコン、30万円台でRTX 4070 Ti SUPERとコスパも上々
2024年11月20日 11時00分更新
シンプルながらも拡張性をしっかり備えた内部構造
サイドパネルを外した状態のPCケース内部は以下のとおり。B760チップセット搭載のマザーボード、ビデオカード用ホルダーに支えられているRTX 4070 Ti SUPER、750Wの電源ユニットなどが目につく。配線がキレイにまとめられているので、ケース内部の掃除は容易だろう。
また、試用モデルはトップフローの空冷クーラーを採用していたが、BTOメニューで240mmの水冷CPUクーラー(+1万7800円)に変更することも可能だ。冷却に対するこだわりがそこまでなければ、標準搭載の空冷CPUクーラーでも十分だ。ただ、ゲームやクリエイティブをガッツリやる場合は、冷却性能が高い水冷CPUクーラーもオススメだ。
次に、マザーボード裏面側も見てみよう。注目すべきところは、3.5インチ/2.5インチに対応する2基のストレージ拡張ベイ、2基のマウント側2.5インチ拡張ベイだ。
最近のゲームはダウンロード容量が100GB以上のものが多く、1TBだけでは物足りなくなりつつある。ゲームや動画ファイルなどを大量にインストールする際、これらのストレージ拡張ベイが大いに役立つはずだ。ストレージ不足が気になる方は、BTOメニューでHDDやSSDを拡張しておくのも悪くない。
まとめ:見た目はミニタワー、中身はハイエンドなモデル
LEVEL-M77M-147F-UT5Xは、見た目はミニタワーだが中身はハイエンドなモデルだった。ライティングに頼らないシックなデザイン、豊富なUSB端子、メンテナンスのしやすさ、拡張性の高さなどが特徴となっている。
本モデルは、これからPCゲーマーデビューをしたい方、長期運用できるハイエンドモデルを探している方にオススメできる。ゲーミングPC初心者も安心して使いこなせるのではないかと感じられた。
外観および使用感については以上だ。次回は、LEVEL-M77M-147F-UT5Xを使った「ゲームベンチマークテスト(軽量級)」の記事をお届けする。