Core i7に32GBメモリーと1TB SSD、ゲームでほしい性能は揃っている
光らないシブいミニタワーゲーミングパソコン、30万円台でRTX 4070 Ti SUPERとコスパも上々
2024年11月20日 11時00分更新
ユニットコムが展開するLEVEL∞ブランドの「LEVEL-M77M-147F-UT5X」は、インテル「Core i7-14700F」とNVIDIA「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」を搭載するミニタワー型ゲーミングパソコンだ。そのほか、メモリーは32GB(16GB×2、DDR5-4800)、ストレージは1TB SSD(NVMe M.2)を備えている。
本モデルの特徴は、ゲームもクリエイティブも仕事も快適にこなせる性能だ。30万98000円と若干高めではあるものの、長く使えるパソコンを探し求めている方には打ってつけのモデルといえるだろう。
今回、3本の記事に分けてLEVEL-M77M-147F-UT5Xの魅力を掘り下げていきたい。第1回目となる本記事では、外観と使い勝手を中心に紹介する。
試用機の主なスペック | |
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CPU | Core i7-14700F(最大5.4GHz)、20コア/28スレッド |
グラフィックス | GeForce RTX 4070 Ti SUPER 16GB GDDR6X |
メモリー | 32GB(16GB×2、DDR5-4800 DIMM) |
ストレージ | 1TB SSD(NVMe対応、PCIe 4.0) |
チップセット | インテル B760 |
内蔵ドライブ | ー |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T) |
インターフェース(前面) | USB 3.0×2、ヘッドセット端子 |
インターフェース(背面) | USB 3.2 Type-C、USB 3.0×2、USB 2.0×2、アナログ6chサウンド、有線LAN端子、HDMI、DisplayPort×3 |
電源 | 750W 80PLUS BRONZE認証 |
サイズ | およそ幅206×奥行432×高さ411mm |
OS | Windows 11 Home(64bit) |
光らないのがイイ。シンプルイズベストなミニタワーケース
まずはLEVEL-M77M-147F-UT5Xの外観から見ていこう。本モデルのミニタワーケースはマットブラックの素材を採用しており、シンプルで落ち着きのある雰囲気が際立っている。昨今のゲーミングパソコンのような派手さはないのの、シンプルなデザインが好きな方は心に刺さるのではないだろうか。
フロントパネルには、LEVEL∞ブランドのロゴがあしらわれている。そのうえ、同ブランドを象徴する赤いラインが縦状に入っていて、マットブラックの色味とマッチしているように感じられた。赤と黒のマリアージュは美しく、そしてクールだ。
シンプルな美しさを尊重すべく、ゲーミングパソコンらしいライティングに頼っていない点もポイントだ。ゲーミングパソコンはLEDやARGBでピカピカ光っているイメージが強いが、光らせたくないという意見も割と多い。ケースから漂う重厚感が損なわぬよう、"シンプル・イズ・ベスト"を押し通しているところは実に興味深い。
天面には電源ボタン、2基のUSB 3.0端子、ヘッドセット端子が備わっている。ゲーミングキーボードやマウス、ヘッドセットを挿してもよし、外部ストレージを挿してもよしと、USBの活用方法はさまざまだ。ゲーミングデバイスを背面に挿すのが面倒であれば、天面のインターフェースを使ってもいいだろう。
また、デスクの下に本機を置く際、天面にUSB端子があるとありがたく感じられる。ゲーミングチェアに座りながらさくっとUSBが挿せるからだ。もちろんデスク上に本機を配置しても、座りながらUSBが挿せるのもいい。筆者は、USBの挿入のために「どっこいしょ」と立ち上がるのが面倒な人間なので、必要なUSB端子が天面にそろっているのはうれしく感じる。
続いては背面をチェックしてみよう。背面のインターフェースは、USB 3.2 Type-C、USB 3.0×2、USB 2.0×2、有線LAN端子(1000BASE-T)、アナログ6chサウンド(ライン出力、ライン入力、マイク入力)。天面と背面のUSB端子を合わせると、計7基のUSB端子が使えることになる。USB端子が7基もあれば、ゲーミングデバイスや配信機材を多く接続できるのではないだろうか。
天面、フロント、底面には、埃を侵入を防ぐメッシュダストカバーが装着されている。マグネットで装着されているので脱着はとても簡単だ。]