ユニットコムの15.6型「STYLE-15FH128-i7-UHZX」をチェック
高コスパなBTOノートPCでホワイトモデルだと? いい色じゃないか
2024年11月22日 11時00分更新
狭額縁15.6型ディスプレーにはWebカメラも搭載
STYLE-15FH128-i7-UHZXの15.6型ディスプレーは狭額縁デザインとなっており、動画鑑賞などが没頭しやすくなっている。解像度はフルHD(1920×1080ドット)。パネルの表面処理は非光沢(ノングレア)で反射を抑える仕様だ。パネルの方式は明らかにされていないが、上下方向の視野角が少々シビアに感じたので、使用時は目線に合わせて天板の角度をよく調整する必要があるだろう。
ディスプレーの上辺には100万画素のWebカメラが標準搭載されており、オンライン会議などでもSTYLE-15FH128-i7-UHZXを活用できる。
テンキー付きフルサイズキーボードでキー入力は快適
STYLE-15FH128-i7-UHZXは、テンキー付き日本語配列キーボードを搭載するノートパソコンだ。表計算などで頻繁に数値入力を行なう人や、まだキーボードに慣れていないパソコン初心者にとっては物理的なテンキーの存在がありがたいはず。
キーボードの構造は、キートップ同士に隙間が空いているアイソレーション設計で、キーピッチは実測約18mmとフルサイズ相当が確保されており、入力時の窮屈さなどは感じなかった。テンキー付近は少しキーピッチが狭くなるものの、実測約16mmが確保されており、数値入力であれば問題ないだろう。
カーソルキーは4方向ともフルサイズのキートップで、「PrintScreen」「PageUp」「PageDown」「Home」「End」といった特殊キーの大半が独立キーとして用意されているのもうれしい点だ。極力変則的なキー配置が無く快適に使えるのは“国内メーカーパソコンの日本語キーボード”の強みといえるかもしれない。
また、「右Alt」と「右Ctrl」の間にはキー1つで「Copilot in Windows」(MicrosoftのAIをWindows上から利用できる機能)を呼び出すことのできる「Copilotキー」が実装されている点も要チェックだ。
加えて、キーボードに並んで重要な入力インターフェースの1つとなるタッチパッドも操作感は良好。なにより広い操作エリアが快適で、そのサイズは実測で約120mm×72mm。エクスプローラ上でのファイルのドラッグ&ドロップ操作などもストレスなく行なうことができた。
分散配置された使いやすいインターフェース
ノートパソコンの側面に備わるインターフェース類についても見ていこう。STYLE-15FH128-i7-UHZXに備わるインターフェースは次のとおりだ。
このようにインターフェースは充実しており、さらに左右側面と背面へインターフェースが適度に分散配置されているため、周辺機器同士の干渉も抑えられているところが使い勝手のよさにも繋がっている。
また有線LAN搭載は、昨今のスタンダードノートパソコンでは少なくなってきているが、安定した高速通信が可能な点はうれしい部分だ。ただSTYLE-15FH128-i7-UHZXは「Wi-Fi 6E」の無線LANも標準搭載しているので、対応無線ルーターを用意すれば無線でもかなり快適な通信が可能。一般的には無線LAN運用でまったく問題ないだろう。