ユニットコムの15.6型「STYLE-15FH128-i7-UHZX」をチェック

高コスパなBTOノートPCでホワイトモデルだと？ いい色じゃないか

シンプルなホワイトボディーは家庭にも職場にもマッチング

天板に銀ラメ調の「iiyama」ロゴマークが置かれているが、ミルキーホワイトの筐体色もあって目立たない

　ではまず、STYLE-15FH128-i7-UHZXの筐体から見ていくことにしよう。STYLE-15FH128-i7-UHZXは15.6型ディスプレーを搭載するスタンダードノートと呼ばれるノートパソコンだ。スタンダードノートの特徴は、適度に大きいディスプレーと、サイズに余裕のある入力しやすいキーボードなどが挙げられ、屋内での据え置き利用もしくは屋内の自由な場所へ持ち運ぶ利用スタイルに適している。

　またノートパソコン用キャリーバッグなどを用意すれば屋外への持ち出しも十分可能な可搬性も持ち合わせているため、もっともベーシックなスタイルとして人気の高いカテゴリだ。

　STYLE-15FH128-i7-UHZXのディスプレーを閉じた状態でのサイズは、およそ幅360.5mm×奥行240mm×高さ27.5mm（※ゴム足含む）、重さは約2.12kg（バッテリー含む）となっており、屋内での持ち運びがまったく苦にならないのはもちろん、屋外への持ち出しも十分可能な範疇だ。

　筐体カラーは先述のとおり白色のミルキーホワイト色を採用。BTOメーカーのスタンダードノートパソコンとしては希少な筐体カラーで、STYLE-15FH128-i7-UHZXの大きな特徴の1つといえる部分だ。

　男女問わず受け入れられやすいカラーリングは、家庭と職場のどちらにも違和感なくマッチングするだろう。なお、天板やパームレスト部の表面処理はサラサラで手触りのいい仕上げで、底面はザラザラ質感で滑りにくい仕上げという2種類の表面処理が使い分けられている。

　デザイン面は非常にシンプルで、目を引く部分は天板中央にワンポイントとして置かれている「iiyama」のロゴマークくらいだろうか。それも色味的にあまり目立たない仕上がりとなっている。さらにこちら、注文時のオプションカスタマイズでロゴマークなしの天板に変更することも可能だ（追加料金不要）。よりシンプルなデザインのノートパソコンを使いたいという人にとってうれしい配慮といえるだろう。

　そのほかの特徴を探ってみると、STYLE-15FH128-i7-UHZXはアッパーミドルクラスのCPUであるCore i7-13620Hを搭載するため、冷却システムにも大きく注力されていると見受けられる。筐体底面および側面と背面にはゲーミングノートのような多数の吸排気スリットが備えられ、その隙間からはしっかりとした冷却機構を覗き見ることができた。

　STYLE-15FH128-i7-UHZXは底面吸気・側面背面排気となっているようなので、使用時は底面の吸気スリットを塞がないように注意したい。大き目のゴム足が備わっているので通常は問題ないと思われるが、絨毯や布団に直置きで使うのは避けた方がいいかもしれない。

底面には多数の吸気スリットが。パームレスト裏の左右端スリットは、おそらくステレオスピーカー