マウスコンピューター「MousePro G4-I7U01BK-E」 Copilot+ PC対応も予定

メインマシンにも使える! 1kgアンダーで最新「Core Ultra 7」搭載の14型モバイルノートをレビュー!

文●柴田尚 編集●ハイサイ比嘉

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「PCMark 10」ベンチ結果はメインマシンにバッチリの高スコア、“黄金のレガシー”も画質「高品質(デスクトップPC)」で遊べる!?

 ここでは、PCの総合的な性能を計測する「PCMark 10」を使ってMousePro G4-I7U01BK-Eをチェックした。

 アプリ起動やブラウザーの処理速度を示す「Essentials」は「9631」と高い数値のうえ、オフィス系アプリケーションの処理速度を示す「Productivity」も「10755」と1万超えとなっており、メインマシンとして使えることがわかる。画像処理や動画編集の処理能力を示す「Dital Content Creation」は「8533」とモバイルPCとしては高い数値となっており、総合スコアも「6880」と高スコアだ。文書作成などのオフィスワークをはじめ、簡易的な画像編集といった作業も快適にこなせるだろう。

PCMark 10のスコア

 CGレンダリング速度からCPU性能を測定する「Cinebench 2024」では、CPUの1コアあたりの性能(シングルスレッド性能)を測る「Single Core」では「119pts」、CPUの全コアの性能(マルチスレッド性能)を計測する「Multi Core」は「396pts」となった。

Cinebench 2024のスコア

 ストレージベンチマークの定番「CrystalDiskMark 8.0.5」で計測したところ、シーケンシャルリードでは「約3442MB/s」、シーケンシャルライトでは「約2567MB/s」と高速な結果となった。NVMe対応M.2 SSDとして標準的で、ファイルの読み書き、コピーや移動といった操作でもたつくことはほぼないはずだ。

CrystalDiskMark 8.0.5の結果

 また、CPU内蔵GPU「インテル Arc 140V」の性能を見るため、3Dグラフィック性能を計測できる「3DMark」でもテストした。解像度フルHD(1920×1080ドット)のCPU内蔵GPU向けDirectX 12系テスト「Night Raid」ではスコアが「25221」という結果になった。一方、WQHD(2560×1440ドット)解像度のDirectX 12系テスト「Time Spy」ではスコアが「3504」となっており、ヘビーなタイトルでなければ3Dゲームも遊べそうだ。

「Night Raid」ではスコアが「25221」という結果。解像度フルHD(1920×1080ドット)のCPU内蔵GPU向けDirectX 12系テストだ

WQHD(2560×1440ドット)解像度のDirectX 12系テスト「Time Spy」は、「3504」というスコアになった

 また、実際のゲームを利用した際の処理能力をチェックするため、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」でも計測した。その設定は、画面解像度「1280×720」、画質「標準品質(ノートPC)」、表示方法「ウインドウモード」ともっとも負荷が低いもので、結果はスコアが「9724」で「快適」となった。そこで、解像度「1920×1200」、画質「高品質(デスクトップPC)」、表示方法「フルスクリーンモード」でベンチマークをとったところ、結果はスコア「5169」で評価「普通」となった。画質を最上位の「最高品質」に設定した場合はスコア「3511」、評価「設定変更を推奨」という結果だったが、モバイルノートながら高めの画質で遊べることが分かった。

解像度「1920×1200」、画質「高品質(デスクトップPC)」、表示方法「フルスクリーンモード」でベンチマークをとったところ、結果はスコア「5169」で評価「普通」となった