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「GaiXer on さくらのクラウド」の提供に向け基本合意を締結

“国内完結型”生成AIサービス提供に向け、FIXERとさくらインターネットが連携

2024年10月16日 13時35分更新

文● ASCII

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 FIXERとさくらインターネットは2024年10月16日、生成AIサービス「GaiXer on さくらのクラウド」の提供に向けた基本合意を締結したと発表した。

 FIXERの生成AIサービス「GaiXer(ガイザー)」を、さくらインターネットの「さくらのクラウド」上で稼働させ、データの保管や通信が日本国内で完結するかたちで生成AIサービスを提供する。機密度の高い情報を扱う国内の中央省庁、自治体、企業、医療機関などの採用を見込む。

 FIXERが提供するGaiXerは、データ保護機能やアクセス制御機能を備え、セキュリティ性に優れた生成AIサービスとして、これまでデジタル庁や外務省、金融機関での利用実績がある。

 さくらインターネットが提供するさくらのクラウドは、デジタル庁の「ガバメントクラウド」に条件付きで認定されたパブリッククラウドサービス。こちらも、国内の大規模な企業や公的機関向けの業務システムなど、幅広い利用実績がある。

 今回は、国内のセキュリティ基準を満たしたさくらのクラウドでGaiXerを運用することで、データを国外に出すことなく、より信頼性の高いかたちで利用できる生成AIサービスを提供できるようにする。

 なお現時点では、提供開始時期や料金体系などの具体的なサービス情報は公開されていない。

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