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各種ドキュメントを踏まえた高精度な回答が得られる環境を整備

FIXER、大阪市のRAGを用いた生成AI活用を「GaiXer」で実現

2024年10月16日 11時30分更新

文● ASCII

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 FIXERは、大阪市から、生成AI活用のためのRAG環境の構築についての案件(案件名:令和6年度生成AI[RAG]環境サービス利用)を受託したことを発表した。 2024年9月19日に契約を締結したという。

 大阪市の狙いは、専門知識を必要とする業務の効率化および業務品質を向上させることであり、FIXERは、同市の各種業務文書を踏まえた生成AI活用を推進するために、RAG環境の整備を進める。

 具体的には、FIXERのエンタープライズ向け生成AIプラットフォーム「GaiXer」を用いて、大阪市の条例、規則、業務マニュアルや質疑応答集などの文書を生成AIが理解しやすい形式へと整形して、学習させていく。その上で、大阪市の一部業務で、職員の質問により高い精度で回答が得られるよう支援していくとしている。

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